前回、娘がADDと診断されたことを書きました。

 

高校生活あと1年という段階だったので「いまさら分かってもなぁ」という感じでした。もっと早めに分かっていれば、学校生活で起こるいろんな問題に対し的確な対応ができたかもしれなかったからです。

 

 

それでも鬱の薬もなんだか効いているのかわからないまま続けつつ、ADHDの薬は学校やバイト先でちゃんと集中できるようにということで取り始めました。

 

そんなわけで新学期が始まった9月から3ヶ月くらいは、楽しく高校生活を送っていました。新しい彼氏も出来、新しいクラスの子達ともちゃんと仲良くやっていて、学期の初めの頃にあるスピリットウィークなどの学校のイベントは張り切って参加していましたよ。

 

彼氏も、ご両親と兄弟あわせ、家族全員がADHDだと聞いてすっかり心を開いてしまった娘。まぁ12年生で勉強もしっかりとやらないといけないので、彼氏はきちんとADHDの薬を飲み勉強で集中力が落ちないようにしていたのです。こういうお薬は飲むと感情が平坦になってしまうことがあるのですよね。会っていてもつっけんどんな対応されると娘がこぼすようになったのが、12月、1月頃でしょうか。。。

 

そして2月になり、バレンタインの計画を立てたい娘は彼氏に予定を聞くのですが、そのときにきっぱり「今は彼女とか欲しくないんだ、でも君のせいじゃない」と言われたんですよね~。奇しくも前の彼と別れた同じ日付け。

 

もともと年末から娘も私もなんかよそよそしいなとはうすうすわかっていたけど。娘、ここからはまた精神的に参ってしまって逆戻りです。

 

もう学校行きたくないと言うので、その時に取っていた3科目、すべてドロップアウトさせました。ただその中に、彼と同じクラスだった12年生の英語があり、この英語だけは卒業に必要だったので、(卒業前の最後となる)次のクォーターで取り直すことになりました。それ以外は単位数は足りていました。

 

この段階では進学に必要となるある程度のGPAなんてものはほんとにどうでもよくて、とりあえず残りの高校生活を無駄にせず、、、

 

「みんなと一緒に卒業できらたらそれでいい!」

 

と目標を変えることにしました。

 

そもそも娘は卒業後は何をしたいのかもわかっていなかったので、すぐさま進学する予定もなかったし。もし大学行こうと将来思いたち、成績を上げないといけない科目があれば、コミカレなどで取り直しできるので。

 

ここは臨機応変に対応しないと、とにかく心の健康回復が第一。と自分に言い聞かせました。

 

「自分が心を開いて信頼していた人達には、ことごとく裏切られてしまう」「みんな親切にしてあげてもそれを仇で返す奴ばっかり」

 

なんていう歪んだコアビリーフがもうだいぶ前からあったわけで、このことはますますこのコアビリーフを強固にするだけでした。

 

これを正すべくCBT的なことをしくれるカウンセリングなどを繰り返していたわけすが、そういう専門家自体も信頼しなくなってて。お薬はこうした問題を解決してくれるわけではないですし、本当にどうしたものか、考えてしまいました。

 

そこで、私はあることを実行しました。

つづく。。。