『旬の物を食す』
これが一番大事であり、季節折々な物を感じる醍醐味でもあります。
近年、栽培方法、養殖技術、輸入等により季節関係なく様々な食品が1年中食すことが可能となっております。
もちろん、その時期にしか食べられない物が大半ではありますが、季節の食材を知らない若者が増えているのも事実です。
今回、そんな旬の物を採取してまいりました。
普段は勝手に入れず、また許可なく採ってはいけないのですが、地域イベントとして県、市の許可を得て行われている整備事業に参加したのです。
筍掘り
これは新竹林の駆除として竹林整備を行うボランティアの一環なのです。
久々に行う筍掘り。
以前は自宅裏の竹林で行っていたことから、頃合いを見て掘っていただけに、
「よ〜いどん」
で探して掘ったことはありませんでした。
探し方も忘れており、勝手を思い出すまでに多少時間が掛かりましたが、思い出してからは筍レーダーがバンバン反応します。
2時間ばかしで、小さいのを含め20本程。
参加者の方々によっては、
「2本しか採れなかった〜」
そんな声も出ていただけに、良い方だったのかと。
自分はデカいのは採らず、あえて小さいサイズを探して掘っていました。
20cm〜30cm程が丁度良くアクも無く、柔らかく美味しいのです。
筍ごはん
筍の刺身
旬の物はたまりません。
山の次は海へと移ります。
少し前に友人のはめじ〜さんにアテンドしてもらい、潮干狩りへと行きました。
潮干狩り
パッと思い描くのはアサリだと思います。
今回教えて頂いたのは、
マテ貝
干潮時、砂に空いた穴に塩をかけると出てくる貝です。
TV等で良く見ていただけに、一度チャレンジしてみたかったのですが、勝手分からずトライしたことはありませんでした。
はめじ〜さんの呼び掛けに集まった3人。
はめじ〜さん含め4人で真夜中の砂浜へと降りて行きました。
今回夜行ったのは潮の満干期の関係と、人が少ないことからの理由でした。
歩いて直ぐ、
はめじ〜さん『この辺からポイント、多分これマテ貝』
おもむろに砂を払い、穴へ塩わ投入。
直ぐに出てきました、マテ貝!!!!
こんな簡単に出てくるのか!!!!
正直驚きであり、大変興味深く観察し、いざ実践!!!!
はめじ〜さんがやっていた以上に難しい!!!!
適当に掘れば良いわけでもなく、いる所には密集しているだけに、慎重に穴を見つけなければなりません。
また、砂の掘り方で穴を潰してしまい、マテ貝に辿り着かないのです。
トライ&エラーを繰り返し、少しずつ勝手が掴めてきました。
バケツの中に増えていくマテ貝。
一心不乱にマテ貝を引き抜いていく大人達。
潮が満ちてきたタイミングで終了。
無我夢中とは正にこのこと。
もくもくとマテ貝ハントしておりました。
マテ貝掘りの良いところは「終わりがある」こと。
ハゼやテナガエビは、
•次の1投から入れ食いになるのでは!?
•あと1投!!
そんな風にいつまでたっても終わりが見えないのです。
その点では集中していても、潮が満ちてくると砂を掘っても潮が湧き、マテ貝が出てきてくれません。
あっと言う間の時間であり、大変満足でした。
そして食す。
見た目は良くないが、これは美味しい!!!!
砂抜きもしなくて良いと言う方もいるぐらい、手間いらず。
また、潮を張ったバケツに入れとけば、エアーが無くても生きている。
大変面白い遊びを教えて頂き、感謝感謝でした。