人生は、計画どおりに動くものではありません。

むしろ、大きく変わる瞬間ほど、予想もしないタイミングで、静かに訪れます。

今日は、そんな “流れが変わった瞬間” をたどりながら、

あなた自身の中にもある 「変化の芽」 を見つけるためのお話をしてみたいと思います。

変化は “劇的な出来事” ではなく、
静かな心のつぶやきから始まる


長く続いた暗いトンネルのような日々がありました。

家族の問題や心の重荷を抱えながら、
「どうせ私の人生なんて、こんなもの」
そう思い込むクセが、いつの間にか身についていました。

望む前に諦める。
やってみたくても、どうせ無理だと感じてしまう。

気づけば、息をするように“自分を後回し”にしていて、自分の心が置き去りになっていたことさえ、わからなくなっていました。

でもある時、ふと気がついたんです。
胸の奥で、こんな小さな声がしていました。

「もう、自分を責め続けるのはやめたい」
「少しでいいから、私の人生を生きてみたい」

それは決して大きな決断ではありません。
大声で叫ぶようなものでもありません。

ほんの、小さなささやき。
それでも、その声に気づいた瞬間、
心の中のどこかに“ふわり”と風が通った気がしたのです。

私の変化は、劇的な出来事から始まったわけではありません。
痛みや葛藤を抱えたまま、それでも “変わりたい” と願う、ほんの少しの余白から始まりました。

うつむいたまま歩いていた足が、
ふと立ち止まり、
顔を上げた瞬間のように。

あのときの私は、まだ何も知らなかったけれど、
静かな変化はすでに始まっていたのだと思います。



次回は──
「なぜ、突然“ラジオパーソナリティのオファー”がやってきたのか?」
まったく予想していなかった扉が開いた、その瞬間のお話をします。