ハロハロみなさまこんばんは( ´ ▽ ` )ノ


コロナウィルス対策の為、
息子が通う学校でも休業になっています。
なが~いお休みに息子は嬉しそぅバレエ
私はぼーっと過ごしています。

あぁ~っ
コロナウィルスはどんぶらこーっ…と
私たちをどこに
運んでゆくのだろぅ(  ̄- ̄)


ホンジツハカイセイナリ桜


私の夫である「おっとっと!たきちゃん」
昨年、自身のブログ内で
「あなたをイメージした龍を描いちゃいまーす」
という企画をさせてもらいました。

そして、沢山の方々にイラストを書かせて
いただきました(^-^)

リーディング?というのか
お客様から受け取ったイメージで
「龍」を描かせてもらいました。

全てのお客様のもとへ龍の絵が飛び立ってゆき
私もよかったなぁと思ってまして(^-^)


そして落ち着いたら私に描いてくれると
約束をしてくれてたイラストが完成!
わぁ~ぃ(^-^)/すご~ぃ(^-^)/


「ホワイトホールからの訪問者」
           byおっとっとたきちゃん


色が重なり重なり…
真っ白な用紙に浮き上がってきた龍。
美しい背景キラキラかっこいいキラキラ



と!
そんな訳でまたまた前回のお話の続きピンク音符

4つ目のお話です。
お付き合いいただけると嬉しいです(^-^)



『 浮上 』


帰宅するとようやく自分一人の時間を
取り戻せることにほっとする。

台所の小さな電気だけが点いている薄暗い
部屋は安心した。
明るい照明に照らされるのが苦痛になっていた。




消耗だけを続ける、いつかボクは
擦れて無くなってしまうのだろう。


学生気分の名残があった頃は
社会の大人の会社の 奇妙さを 友人と笑い
お酒を飲んで誰かをディスり
そんな繰り返しで紛らわせていた。


1人また1人
集まりに顔を出さなくなる者が増え始め
友人達は無言でその奇妙な世界に馴れてゆく。

いつまでもバカ言って笑ってばかり
いられないんだ。

そんな無言のプレッシャーがやってくる。




空気を読み笑顔で返し その場に同調する。

ボクには簡単な事だった。
動きを察し 先回りし 評価をもらう。

ボクは永久に手にできないナニかを前に
走り続ける。

あいつも
あいつも 
そうして生きているのだから…


気が付けばこの数ヶ月
食べ物に味は無く 熟睡していない為なのか
頭が酷く痛む。

これまで好きだったことに気を向けても
何も感じない。


いよいよ消しゴム化が始まったのか
筒の中に閉じ込められているようで
ボクの声は 届かない…。




休日 外出もせず寝ていると
玄関のドアが開き部屋は色づいた。

さっぱり遊んでくれない!
と現れた彼女に怒っている様子はなく
大量の食材を持っていた。

彼女は美しい図書館のような家に暮らし
両親から大切に育てられていた。
ボクからすると
サラブレッドのような女性だ。

彼女は自由を好み好奇心いっぱいだった。

いよいよ愛想を尽かされても
おかしくないけれど…


ビールを飲みながら彼女はこう聞いてきた。

「もしも…
必ずあなたを成功者にします
私について来て下さい。」

そう言われらどうするかと。

ボクは答えた、もちろんついて行く!と。

クシャっと笑顔になった彼女は
そう答える人は成功するんだよ!と笑った。




何が嬉しいのかサラブレッドは
タバコを吸いながら、ごそごそと
バックから袋を取り出した。

開けるようにと目で伝えいてる。

何の本だろうと思い袋をあけると
ノートとペンだ。

タバコの煙りを吐きながら
「コレ」に書くんだよ
と指差した。



眠れずにいたその夜…
ノートを広げてみた。

日記ではなく
思いつくまま書くようにと渡された
ノートとペン。


ゆっくりと動き始めたペンは、
ボクの秘めていた感情を浮き上がらせた。

言葉にしてこなかった言葉が
文字になりノートに浮かぶ。

ペンを動かす手は
どんどんスピードを上げた。


これはボクが思っていた事なのか?




この後ペン先は
思ってもみなかった場所へと
繋いでくれた…。



編みものも
織物も経験ありませんが
生きてことはそれらに似てるなぁと
思っています。

「ボク」はいろんな縁の中で生きていて
それもまた「誰か」の縁になって
大きな大きな途方もない織物になっている。

織り目ひとつひとつに物語はあって
きっとどこまでも尽きることのない織物。

壮大で儚くて輝く織物のように思うのです。





今回もお付き合いいただき
ありがとうのココロお茶

じゃあ!またね( ´ ▽ ` )ノキラキラ