最近、忙しい忙しい言ってばかりでしたが、今週からは、ここ最近の狂乱が嘘のように暇なキリギリスです。
あのクレイジーな時期と、今を足して2で割ってくれたらいいのになぁ・・・
ま、通訳者や翻訳者という職業は、話す人や書く人がいて、訳が必要になるまでは仕事にならない仕事ですので、特に社内通訳というポジションには、待ち時間はつきものです。
ってことで。しばらく前に観た映画のことについてちょっくら書こうかな。どうせ待ち時間だしね。何かタイプしていると忙しそうに見えるし。(いや、無駄に忙しそうに見せなくても良いっちゃいいんですがね・・・。まぁ、暇潰しに)
僕のワンダフルライフ↓観た!10月の半ばころだったかな〜・・・
英語題は"A Dog's Purpose"↓というそうです。
ニューヨークタイムズ紙なんかでベストセラーリストに入った本の映画化なんですね。
これ、日本語題は「僕のワンダフルライフ」ってことで、”僕”ってのが誰なのか、題名からはちょっとわからない感じですが、この映画は犬目線で、犬の気持ちを語るナレーションで進行します。
この先、多少ネタバレしちゃいますよぉぉぉぉおおおおお!(ネタバレ注意報!)
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ストーリーとしては、簡単に言えば、ある犬の魂が死後には天国へ召されて、で、また別の犬の中に入って何度か生まれ変わる・・・っていう、その繰り返しを犬の魂の目線で描いているところが面白い映画です。
もうこれはね、一度でも犬と家族として暮らしたことのある人なら、ぜったいにぜったいに共感できるある共通の願いをストーリーにしているわけです。
愛犬家の共通の夢:
死んじゃった愛犬が別の犬に生まれ変わってでもいいから、戻って来てくれたらいいのになぁ・・・
コレですね。
それをストーリーの主軸にしているので、号泣間違いなしです。
最後はきちんと大団円になりますので、心配ご無用です。悲しいばかりの映画ではありません。しかーし、このワンコくんがね、何度も何度も生まれ変わるっていうストーリー展開なので・・・
つまり、何度も何度も死んじゃうってことと同義ですね。そこはやはり悲しい・・・
輪廻転生の思想っていうのは、欧米のキリスト教を基礎とした文化では、あまり使われません。死の向こうには、神の審判があり、天国へ行くなり地獄へ落とされるなり・・・っていうことがあるというのが基本ですね。
ですが、アメリカなんかでは特に、90年代以降からニューエイジとか言って、東洋思想をベースとした考え方も紹介されるようになり、ヨガやらZENやら、カルマやらといった風に、東洋哲学に根ざした考え方も文化の一部になりつつあるようです。
キリスト教的考え方からは離れていますが、この映画では、犬の魂が何度も何度も輪廻転生を繰り返します。でも、その生まれ先がまた毎回犬っていうところがアメリカ的。
仏教的に言えば、そういう魂は犬畜生に生まれ変わった、徳の低い魂・・・みたいなことになるわけですが、もちろんその辺はアメリカ映画なので、気にしな〜〜いわけだね。
で、何度もこのワンコが生まれ変わって、それぞれの生で、飼い主となる人間に出会うわけです。それぞれの飼い主とも、もちろんとっても良い関係を築いて、幸せに生活するのですが、でも、最初のライフで出会った親友の少年のことが何度生まれ変わっても忘れられないわけです。
いつも気にかけている。今生の飼い主も大好きだけれど、でもあの時のあの少年にも会いたいなぁ・・・って感じになるわけです。
この辺が、犬好きのハートのど真ん中を射抜く要因ですよね。あの子供の頃に仲良しだった、一緒に育ったワンコの魂が、何度生まれ変わっても私のことを忘れずに居てくれる・・・ってのは、犬好きの心の中にある究極のファンタジーです。
このワンコの魂ってば、映画の中で3回だか4回だか生まれ変わるので、その度に身体は死んじゃうシーンが出てきて、その度に号泣させられました。
もうね。しゃくりあげるくらいの号泣ですよ。マジで。
涙が一粒ポロリ・・・みたいな奥ゆかしい感じじゃなくてですね、滂沱の涙がもう筋を通り越して、面で頬を流れ落ちる。着ているシャツの襟元がかるーく洗濯しましたか?って程度に濡れるくらいには号泣しましたねぇ。
自分の生活の外のことで、思い切り涙腺を全開にして、涙腺掃除をするってのも、たまにはイイ。
最後はハッピーエンドなんで。観終わった感じは清々しいのもプラスポイントです。
ただ、映画館出る時に、目も鼻も真っ赤っか。メイクは落ちまくり。泣きすぎて軽く頭痛がする程度のことは覚悟して観ましょう。(どんだけーーー?!)
これ、もう映画館ではやってないかなぁ。10月半ばだったからなぁ。
でも、犬好きにはオススメです。思いっきり泣いてすっきりしたい時にどうぞ。
DVDやストリーミングで出始めたら、是非自宅でじっくり観てみてください〜!
で、目を泣き腫らして、映画館を出たら・・・
喝!!!
ちがった。
↓カツ!!!!
普通のとんかつから、なにやら非常にこだわった銘柄豚の高級とんかつまで、いろいろチョイスがあって楽しいお店です。ロースとフィレもそれぞれ選べます。(ヒレじゃなくて、フィレね。メニューにそう書いてあったしー)
更に言えば、厨房を囲むようにカウンター席がたくさんあるので、六本木だけど。一人飯だけど。でも、やっぱりがっつりトンカツ食べたい!って時には、イイ感じです。女性のひとり客も多かったみたい。
じっくりさっくり揚げたてを、小皿に出てくる紅岩塩で食べちゃう。豚肉の美味しい甘みや旨味がよくわかる、塩で食べるトンカツ。 もちろん、キャベツもたっぷり別皿でついて来て、気軽にキャベツだけのおかわりも可能です♪
旨い!!!!!(ちなみに、ちゃんと美味しいソースもありますので、味を変えていろいろ楽しめます♪)
ワンコ映画で号泣しても、結局はウマウマで締めくくる・・・それがキリギリス。
ちなみに、このブログは通訳・翻訳ブログを標榜しつつ、たまに乳がんブログっていうカテゴリーでやらしてもらってますです。はい。
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最近、めっきり言語ネタは見かけなくなりましたが・・・でも、まだサジを投げるのは早いよ!!!とか言いつつ、うまうまネタでうやむやになるパターンでお送りしておりますが、この辺のボタンをクリックすると、キリギリスが喜ぶ仕組みになっております。よろしくおねがいしま〜す
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