約350年前、出雲国松江藩初代藩主、松平直政が当所を御用屋敷と定め鷹狩場であった屋敷と伝えられている。
また松平直政は三代将軍家光の従兄弟にあたり、徳川家との縁も深い。
徳川幕府の繁栄と天下泰平を祈願し、この地に出雲の杵築大社(現出雲大社)と稲荷神社の両社を創建された。
本殿、幣殿、拝殿、道路を挟んで参集殿が建ち並ぶ。
戦後商売繁盛の神「えびす様」を出雲の美保神社より合祀し「大国様」と共に二福神を祀る神社として、人々から厚く信仰されている。境内には八坂神社、富士浅間神社、金比羅様、弁天様も祀られている。
武蔵野商工会議所が行う【武蔵野吉祥七福神めぐり】のなかの寺社のひとつでもある
境内にある【ミニ富士山(武蔵野市史跡指定)】や【千本イチョウ(武蔵野市天然記念物指定)】も見所である。
ミニ富士山は明治14年5月境本村をはじめ近隣22町村の丸嘉講(※)の協力により作られ、かなり険しい傾斜がつき登山口には朱鳥居も創建されている
ご祭神は
大國主大神(だいこくさま) 国造りの神、農業神、商業神、医療神
事代主大神(えびすさま) 海の神、五穀豊穣商売繁盛の神
鳥居と社号標
拝殿
富士講
末社八坂神社
御朱印