Prison Break117:失われたルート
※ネタバレ強です!!!
マイケルは火傷で失ったタトゥーを必死に思い出そうとしていた。それがないと精神病棟までパイプをたどっていけないからである。とにかく複雑でなかなか思い出せないマイケルは苛立っていた。
刑務作業は今日で終了となる明日からここに業者がカーペットを貼ることになったと聞かされる。慌てて皆は、穴の上に板を置きその上から薄くコンクリートを塗り、脱獄するときにハンマーで割ることにする。作業を取り掛かろうとした時、ベリックは、マイケルの密告させる為にトゥイナーを連れてきて刑務作業のメンバーにする様に命令する。
トゥイナーに中庭まで刷毛を洗いにいかせて、コンクリートを塗ろうとすると今度はギアリー看守が来て「スコフィールド、ポープ所長がお呼びだ。他はここの仕事を切り上げて中庭の仕事をしろ」と命令する。今日中にコンクリートを塗れなくなってしまう。焦る一同。
サラから、マイケルの皮膚から看守の刑務服の生地と同じ繊維が見つかったと聞いたポウプ所長はマイケルを尋問していた。看守の誰かがマイケルを虐待しているのかと問う。だが何を質問されてもマイケルは無言のまま。無理やり懲罰房入りすることになるマイケル。
隣の房にはリンカーンが…。独房の中では何も出来ないマイケルはショックで落胆する。それをリンカーンは心配してなだめる。厚い壁に遮られているが、排水溝を通じてお互いの声をやり取りすることが出来た。
中庭にて作業中の4人にマイケルが懲罰房に入れられすぐ帰還出来ないことを知りショックを受ける。今晩中に穴をなんとか塞がなければ明日の朝にはすべての計画がバレてしまう。そこで深夜、スクレがトンネル経由で倉庫まで行き、内装業者に見つからないようにうわべだけをセメントを塗るアイディアを練る。だが、ここで問題が一つあるスクレが穴をふさいだ後にどうやって点呼まで独房に戻ればいいのか?とのこと。
スクレは穴をふさいだ後の防御策を考え出す。そこで、T-Bagに助けを求める。
T-Bagはとんでもない申し出に最初は断るが結局は手伝うことに・・・そしてスクレに頼まれたものを調達して渡す。
懲罰房のマイケルは精神病棟の地下を必死で思い出そうと、狂ったように自分のトレーナーを切り裂いて試行錯誤道を作り直し並べ替えていた。そんなマイケルを心配でならないリンカーン。
マイケルは精神病棟の地下を思い出せないことに苛立ち、壁を何度も殴り続けていた。
いよいよ夜になりスクレはT-Bagに渡されたモノを持って看守の休憩室に侵入する。穴の表面を補修する。作業が終わり精神病棟の近くのマンホールへ到着したときに、スポットライトが当たって拘束されてしまう。
なぜ外にいたかベリックは問いただす。そして身体検査でT-Bagが女装した男から体を張って調達したものがみつかる。それは、女性用のパンティーだった。
こんなもの欲しさに独房にいれられる危険をおかしたのか?と呆れるベリックにスクレは彼女の愛がなくなりそうで怖かったと説明する。
だが、結局スクレも懲罰房入りされてしまう。
懲罰房に到着したスクレが呼んでも、返事をしないマイケルに不安を覚えたリンカーンは看守を呼んで様子を見てもらう。
覗いた看守が、慌てた様子で無線で話している。リンカーンとスクレも心配になる。
サラが駆けつけて独房を開けると壁は血で何かを書いたような跡があった。マイケルは血だらけの手で瞬きもせず目の焦点が合っていなくただ放心状態で座り込んでいた。
シカゴのシークレットサービスでは、ブリンカーがケラーマンに判事に匿名で密告した男の正体を明かしていた。「あれはかつて『カンパニー』で働いていた男なの。そしてリンカーン・バローズの父でもある」。これを聞いたケラーマンは驚いてさらに質問しようとするが「あんたの仕事は質問することではない」とシャットアウト。
ブリンカーが副大統領に「エネルギー法案」に賛成票を投じろという。副大統領は驚く。続けてブリンカーはいう。「どうせ大統領が否決するからそれでいい。賛成票を投じることによってあなたの支持が増してあなたは有利になり、そして私たちも有利になる。」副大統領は渋い顔。
マイケルは精神に支障をきたしていると診断され精神病棟に入所させられることに。そんなマイケルをサラは辛そうに見つめていた。
ベロニカとニックは以前、井戸に突き落としたクィンの死体を調べることにした。
ケータイに手がかりがあるかもしれないと考えたのだ。まだ死体があり。身の軽いLJがロープで降りていくことになった。どんどん下へ降りていくとLJはクィンのケータイを奪うことに成功するが、壁にはクィンのダイイングメッセージがある。「KELLERMAN O.KRAVECKI」
LJは、この見たことをベロニカたちには話さなかった。
後日O.KRAVECKIをインターネットで検索する。そしてそれがケラーマンの名前であることを知り、住所を手に入れる。銃を手に取りケラーマン宅へ浸入する。彼は、留守中だったLJは部屋の中を物色してるとケラーマンが偶然帰宅してくる。
LJは、銃を撃ちケラーマンの耳を銃弾がかすめる。だが、にらみ合っているところで近所の人がケラーマン宅へ浸入したLJを不振に思い通報し逮捕されてしまう。
ケラーマンは、警察の質問でバッファローのジャーキーの扱う店で地方統括をしてると説明する。
トゥイナーはベリックに密告する。「あの休憩室には絶対何かある!どうも、カーペットが怪しい」早速、ベリックはカーペット業者を押しのけ床をチェックするがそこは何の異常もない。怒り狂うベリックはトゥイナーを捕まえ野獣のような男アボガドと同室にしてしまう。
精神病棟へ案内されるマイケルは白い患者服に着替えさせられて椅子に座らせられていた。ここでヘイワイヤーがいるのを確認すると、今まで生気のなかった目が一気に元に戻る。
マイケルはヘイワイヤ-に話しかける。「俺のタトゥー覚えてるだろ?」と話すと「お前はは誰だ?」とヘイワイヤーの目の焦点は全くあっていなかった。
デスパレートな妻たち2 第16話 予期せぬ出来事
ネタバレ
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ガブリエルとカルロスは養子あっせん所に出向き、手続きをするがそのハードルの高さに唖然とする。
理想の里親を演じるため、リネットに演出を依頼する。
作成したプロフィールを基に、自信満々であっせん所に出向いたソリス夫妻だったが思わぬことにそこでガブリエルのかつての不倫相手ジョンの母親ヘレンに出くわしてしまう。
ヘレンはそこのスタッフとして働いていたのだ。
ヘレンに過去の醜態を暴露されたソリス夫妻は、養子縁組の道を絶たれてしまう。
意気消沈のカルロスだったが、ガブリエルはあきらめずに怪しげな養子縁組代理人を探し出す。
プレゼンでリネットにダメだしをされたトム。
家でも会社でもリネットに主導権を握られていると感じ、フラストレーションを募らせていた。
何をしても被害妄想にとらわれるトムは、リネットに「かじを取りたいなら、自分でハンドルを握るべき」と言われついに独自の方法で危機を乗り越えようとし始める。
ブリーの息子アンドリューは、母に自分の信託財産を管理されていることに不満を抱えていた。
ある日、口論の際ブリーがアンドリューに平手打ちをしたことを盾に取りボーイフレンドに頼んで故意に顔にひどい傷をつけあたかもブリーに殴られたふりをして弁護士を雇う。
未成年でも独立できるよう法廷で争うため、アルコール依存症の母に虐待をされていると訴えたのだ。
4週間後審問が開かれることを聞かされたブリーは、依存症を克服するため、断酒会に通い始める。
フェリシアの策略とも知らず、ポールに娘ディアドラの復しゅうを開始したノア。
サリバン刑事を使い、偽りの口実でポールを逮捕する。
警察に連行されたポールは、護送車に入れられるがそこにはノアの指示により殺し屋が待ち構えていた。
必死に抵抗し、ケガをしながらも命からがら逃げ出したポールはザックの待つ家に戻った。
もうノアにザックを会わせるしかないというマイクに、“危険が去るなら切り札になる”とザックは父ポールのために立ち上がる!
ついにザックと対面したノアだったが、もう二度とポールに手を出さないと誓わされる。
手術のために入院したスーザン。
しかし手術を前に腕にケガをしてしまったカニンガム医師の変わりにボーイフレンドのロンが執刀医を務めることになる。
ロンは、手術後に将来のことを話し合おうとスーザンに花とカードを贈る。
ロンの愛の告白に喜ぶも、どうも肝心の“ビビッとくるものがない”と感じるスーザンはロンと別れるつもりだとリネットに打ち明ける。
手術の日、スーザンを元気づけるため病院にやってきたマイク。
マイクに会ったスーザンは大喜びで手術室へと入っていった。
手術台に横たわるスーザンに、ロンは「愛してる」と告白するが、麻酔でもうろうとしているスーザンは「愛してるわ、マイク」とマイクの名前を連呼してしまう……。
殺戮にいたる病
<あらすじ>
永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
我孫子武丸の代表作と名高い一冊。連続猟奇殺人を巡る、元刑事、犯人、母親の3者の視点で語られている。
絞られた登場人物、張り巡らされた伏線。トリックを一つに抑え、一文も全体も引き締まった印象を与える良書。ただしグロテスク描写が苦手な方はご注意下さい。読むことは薦められません。
まず、初版が1992年であることに驚かされた。幼女連続殺人事件が起こった時に、まだこのような話は非日常の異常事態として捉えられたはずだから・・・。現在では、良くある話として捉えられてしまうことが残念です。
話の冒頭に綴られる「エピローグ」の言葉は、最後まで一通り読み終えた人への挑戦状ともいえます。
驚くことに、一度読んだ筈の「エピローグ」が全く違った印象に変化するのです。
この小説の本当のオチは、むしろ読者が一番最初に読む文章に仕掛けられているのかも知れません。
犯人視点での幼稚な思考、病的な心理、家族崩壊、見つからない手がかりと並べると、まるで2007年現在に書かれたように感じられる。
犯人の心理がよく引き合いに出されますが、なんと言っても母親の異常心理もとにかくにリアルでした。
そして元刑事側が、 周囲の人間との関わりからやがて活力を取り戻すのと反比例するように、 犯人側の家族は壊れていく。
この小説のような状況が15年も前に予言されていた。そして、その状況が当たり前のように受け入れられる現在こそ、真のホラーなのかもしれません。








