幻夜
白夜行の続編とも呼べるシリーズ。
総ページ数、およそ780ページで持つのにとても苦労しますが…。そんなことは物語を読み進んでいくと忘れていきます。
ページのめくる手は、止まらずスラスラと読み終えてしまいました。
主人公は、阪神淡路大震災の直後に衝動的に殺人を犯してしまった雅也とその現場を目撃していた美冬。
白夜行では主人公であるにも関わらず雪穂と亮司の心境は一切語られず二人からは血も涙もない冷酷な印象をうけました。
でもこの幻夜では、換算され主に雅也の視点から物語が進行します。
そのため美冬の呪縛から逃れることのできない雅也の苦しさや葛藤、孤独さが手に取るように分かりました。
贅沢でなくてもいいから、平凡な幸せな人生を送りたいと望むのに反し、一方で美冬にどうしようもなく惹かれてしまう。そして美冬に指示されるがままに数々の悪行に手を染めていく。そんな悲痛さも痛々しいほど伝わってきます。
美冬はまさに魔性の女というべき存在でしょうね。過去に様々な悪女を描いた作品を読んできましたが彼女は完璧です。
美冬の表の世界で頂点までのし上がろうと、人間離れした野心と、徹底した冷酷さ。そして懐柔の巧みさ。
最後の最後まで美冬の存在は謎の暗いベールに包まれています。それは彼女心情だけが描かれていないからかもしれないですね…。
前作の白夜行を読んだ方ならこの幻夜とのつながりがつかめるかと思います。
読まれていない方でも独立したひとつの作品として充分に楽しめます。
続編が今から待ち遠しいです。あとがきで作者は仄めかしてくれていました。
合わせて是非、読んで欲しい作品です。
デスパレートな妻たち2 第22話 気がつけば独り
ネタバレ
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体調の変化からソリス家のメイド、シャオメイがついに妊娠したことが分かる。
大喜びするソリス夫妻だが、早速シャオメイのひどいつわりにふりまわされることに。
特にガブリエルの化粧品や香水の香りに敏感なようだ。
一方カルロスは、シャオメイのために夫婦の寝室を明け渡すなど過剰なまでに彼女に対し優しく接するようになる。
お腹の子のためとは知りつつも、欲求不満が爆発したガブリエルは、自分の寝室に香水をまき散らすことで寝室を奪回。
そんなガブリエルに疲れを感じたカルロスは、次第にシャオメイの素直で従順さに安らぎを感じ始めていた。
家が全焼してしまったスーザンは、保険会社から放火の疑いがあるため、捜査が終わらないと保険金は支払われないという報告を受ける。
ご近所総出で後片付けをしている中、ただ一人その様子を遠巻きに見ていたイーディをスーザンは不審に思う。
そしてイーディを問い詰めると、スーザンが彼女に宛てた浮気告白の手紙を読んだことにより怒りのあまり放火したと聞かされ愕然とする。
警察に告発するため、盗聴器をつけてイーディの自白を録音するがその不自然な態度からイーディにバレてしまう。
盗聴器を取り合ううちに、運悪くイーディはスズメバチの大群に襲われて負傷、病院に入院する。
お見舞いに訪れたスーザンは、解決策として「不審者の放火現場を見た」と証言してくれればテープを破棄すると提案。
しかし、イーディはその申し出を拒否。
近所の人々がスーザンにいろいろと手を差し伸べるのは、好かれているのではなく頼りないからだとなじる。
イーディの発言に傷ついたスーザンは、マイクからの同居の申し出までも断ってしまう。
昔の同僚からの誘いで急にアトランティックへ遊びに行くと言い出したトム。
上司エドから聞かされた言葉が頭から離れず、不信感を募らせたリネットはトムを尾行することに。
トムからの電話で、ジェリーという元同僚と一緒にこれからカジノに行くところだと聞かされたリネットだったが、実際にホテルから出てきたのはトム一人。
トムは車に乗り、住宅街にある一軒の家に入っていった。
待っていた女性とワインを片手に2階へ上がっていくトムを見かけたリネットは、トムの浮気を確信。
自宅に戻ると子供たちを連れて家を出る。
帰宅したトムはマクラスキーさんからすべてを聞かされ呆然とする。
息子アンドリューを置き去りにした罪悪感から不眠症に苦しんでいるブリー。
周囲の人には、アンドリューが自分から家を出て行ったと話していたため、誰にもその苦しみを相談できずにいた。
そんな折、ブリーは、娘ダニエルの誕生日を6週間も忘れていたことを責められ、遅ればせながら誕生日パーティーを開くことにする。
腕をふるって完璧なケーキを準備するが、ケーキカットの際、ダニエルの友人が何気なくケーキの飾りのクリームをなめたことに大激怒。
結局パーティーは散々な結果となってしまう。
ケーレブを陥れたことが母ベティにバレ、地下室に監禁されてしまったマシューを偶然ダニエルが発見する。
ダニエルは朝食を運んできたベティを背後から殴り、マシューを連れ出すことに成功。
二人は街を出て行く。ダニエルがマシューと家出をしたことを置き手紙で知ったブリーは、自ら病院に出向き、自分の精神状態を診てほしいと申し出る。
ポールへの復讐を着々と準備してきたフェリシアはついに行動を開始。
ポールの家に侵入し、家の鍵を手に入れる。
そして、ひそかに抜き取っていた自分の血液を、深夜ポールの家に侵入してまき散らす。
そのことに気づいたポールが血痕をたどっていくと、その先には、車の中に置かれた血まみれの2本の指が・・・。
そこに通報を受けた警察が到着し、現場の状況証拠からポールを逮捕する。
一方フェリシアは人里離れた山小屋へ……。
Prison Break122:脱出
※ネタバレ強です!!!
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マイケル、リンカーン、アブルッチ、スクレ、T-Bag、C-Note、トゥイナー、ヘイワイヤーの8人が脱獄成功。
フォックスリバー刑務所ではベリックがトンネルから発見され、看守は大騒ぎで受刑者を追っていた。
マンチェが尋問されている中、ウェストモアランドの遺体が発見された。
怒り狂ったベリックはショットガンを持って追って来る。パトカーとヘリが逃亡者を見つけようとしていた。
「カンパニー」はレイノルズ副大統領との関係を切る決断を下し、ブリンカーを通じて意思を伝える。
「要するにあなたには政治を変える力がない、確実にことを運ぶ安心感がない。簡単に言うとあなたは使い物にならない」とつけ離され副大統領は「まだ本当の私のことがわかっていないようね。」と言い返す。「静かに身を引いてください、さもなければ組織があなたを引きずり落としますよ?」
身を潜め、8名は森を進んでアブルッチの仲間が手配した車を目指す。車両に乗り込むところでヘイワイヤーに車の鍵を探しに行くように仕向け置いていく。7名はここから車でFITZ ST経由で飛行場を目指すことに…。
距離は10マイル。車内では隠し持っていた手錠をT-Bagが素早くマイケルにつなぎ。手錠の鍵をその場で「お~っと」といい飲み込んでしまう。つまり一番初めに殺されると悟った彼は自分の保険をかけたのだ。困惑するメンバー。アブルッチとT-Bagが口げんかしているとマイケルは苛立ち声を荒げる。
飛行場ではアブルッチの仲間が予定通りチャーター機と共に待っていた。だが、脱獄のニュースは既に知れ渡っているおり警察がいつここへ来るか無線を聞きながらその時を待った。
すると、行く手には検問が…。なんとか避けるために横道に反れる、だがデコボコ道の為にタイヤが泥にハマって動かなくなってしまう。
ここから歩いて飛行場を目指すことに…。ここでマイケルは密告者のトゥイナーを追い払うことに…。
ヘリで追走されている中、逃走者は徒歩で移動していた。途中で車を見つけてスクレがエンジンをかけることに…。しかし、ボンネットを開けるとエンジンルームはもぬけの空だった。その頃、C-Noteはマイケルに家族を連れてメキシコに住むことは出来るか質問していた。
副大統領のスピーチ会場。彼女が記者の質問に答えていると、記者たちがザワザワし始めて出て行ってしまう。皆、話を聞かず怒る副大統領に側近が耳打ち。驚く副大統領…。
先に進むことしかないメンバーは、やがて住宅の納屋を見つけ忍び込みマイケルの到着を待つ。
手錠をどうにかしないと逃げ切ることは出来ないと相談し、マイケルが到着するやいなやスクレがペンチで切ろうとするが手錠を切ることは出来ない、そこで斧を見つけたアブルッチがT-Bagの手首ごと切り落す。
マイケルは、晴れて自由の身になった。T-Bag少しかわいそう…。
手首を切断されてもがき苦しむT-Bagを残して納屋を後にする。飛行場を目指す。
緊急非常体制で脱獄者たちを追うポウプ所長が、診察室の鍵が開いていたことに不審を覚え調べると「サラとマイケルに気があった」とナースのケイティから聞き出す、しかしサラは州知事の娘、まずは父に電話をすると…。
「これを見てるのか?今すぐテレビ見たまえ?」と知事にいわれて電話を切ると大統領急逝のニュースを知る。
そんな中、副大統領は選挙戦を待たずに大統領に昇格。慌ただしい中、非公会で宣誓式が行われるという。
記者会見直後の彼女はレストランの厨房の中で大統領の宣誓を読み誓っていた。
そこへ、ブリンカーが慌ててやってくるが「あなた、私を使いものにならないと言ったわよね?話があるなら秘書を通して頂戴」と勝ち誇った様子で去る。
シカゴ警察がサラの自宅へ向かう。部屋に突入すると彼女はソファでぐったりしていた。顔面は血の気がないく、テーブルにはモルヒネの瓶。息が絶えてる様子…。
トゥイナーはセントルイス方面に向かうトラックの荷台に紛れ込んで検問をパスし、しばしの安息の時間を過ごしていた。
ヘイワイヤ-は少女から盗んだ赤いアメフトのヘルメットを被り自転車に乗って悠々とサイクリング。楽しそうに塀の外を満喫中。
一方、飛行場ではアブルッチの仲間は焦っていた。已然とアブルッチはまだやってこない。不振に思われた監視員によって通報されパトカーが来たところでタイムアウトと判断し、そのまま離陸することに。
ベロニカはモンタナに到着していた。屋敷に向かう途中でニックに電話し留守電にメッセージを残すが、 彼は既に息絶えていた。
屋敷を見つけるとそこは、静まり返っていた。鍵もかかっておらず扉が開き。そっと忍び込むと。
そこには男性がソファに座っている後ろ姿が見える。回り込んで顔を見ると眠っていたテレンス・ステッドマンがいることに気づき。ベロニカは「どうも、テレンス?」と声をかける。
マイケルたちは、ひたすら走っていた。後方では手首を切り落とされたT-Bagが瀕死ながらも走っていた。
空港まで、あと僅かというところでパトカーに発見され、ひたすら飛行機に向かって走るメンバー。
滑走路までたどりついたところで、飛行機は無情にも彼らの頭上をフライングする。
手を振り必死に呼び止めるが万事休す、右往左往とパトカーが追跡してスクレは思わず「どうする?」とマイケルに声をかけると「走るんだ」とマイケル。
草原を駈けていく5人。そこへパトカー、ヘリコプターが追跡していた。
















