ハンシンと酒さえあれば 2024春① | よっすぃ~のブログ

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呑み食い遊びのコラム

オープン戦も残すところあと1週間となり、いよいよレギュラーシーズンの開幕が迫ってきましたね。


さて、阪神タイガースの昨シーズン終了時点での戦力面における課題は、優先順に下記の通りでした。

 ① クローザー(真のクローザーの確立)

 ② 外野手(両翼のレギュラーの確立)

 ③ 捕手(正捕手の確立)


また、次期監督となるべき人材の発掘/育成ということも以前からの大きな課題でした。


そこで、開幕を迎えるにあたり、これら課題への対応状況を中心にチームの現状について、数回に渡って確認しておきましょう。



まず、初回となる今回は、次期監督について論述します。


 近年(過去20シーズン)の監督の変遷については、一昨年秋の岡田監督就任時にリンク先の通り論述しました。

結果オーライのようなかたちにはなりましたが、再び岡田を担ぎ出すに至ったこと自体が、そもそもフロントの大失策であったのです。


岡田は自身の任期が2シーズンであることを公言していたはずですが、後任者の発掘/育成はできているのでしょうか?


まず前提として、現在は外部から大物を招聘すべきようなチーム状況ではありません。


従って、公言通り岡田が今シーズン終了をもって退任するならば、現実的には後任は今岡しかあり得ませんが、彼の体調面は問題ないのでしょうか?

もし今岡を後任者とするなら、平田と和田に一軍ヘッドコーチと二軍監督として(またいざとなれば監督代理として)彼を支えさせるしかなく、それでも任期は2,3年が限度でしょう。


もし岡田がもう1シーズン留任するならば、選択肢は広がりますが、誰を選ぶにせよ来シーズンは一軍ヘッドコーチ等としてチーム全体のマネジメントに参画させるべきあり、指導者経験の無い元人気選手など論外です。

となると、現状のチーム内部からであれば安藤、外部からであれば福留,八木,赤星(彼は今岡と同じく体調面次第ですが)あたりが適任でしょう。


なお、なにやらフロントがまた誤った絵図を描いているような不穏な雰囲気も否めませんが、藤川はグリーンカード(米国永住権)のこと、鳥谷は待遇のことがあって、彼ら二人の監督就任の実現性は低いことがせめてもの救いです。





次回からの戦力面についての論述は、オープン戦の終了を待つことにしましょう。