退院 | 悪性胸膜中皮腫と診断を受けて8年目を迎えましたが、いよいよ来たかな

悪性胸膜中皮腫と診断を受けて8年目を迎えましたが、いよいよ来たかな

平成28年7月突然の「悪性胸膜中皮腫」確定診断。その後「中皮腫サポートキャラバン隊」中心に全国行脚を展開しながら治療を続けてきました。お蔭で7年を経過致しました。ここにきて、腫瘍が両肺多発転移してあることが分かり、これからは好きなことをしていきます。

今日は待望の退院日。
朝早くから準備をして、10時に親父が迎えに来るのを待った。
テレビでオリンピック男子400メートルリレーの決勝が間もなく始まろうかという時に親父が迎えに来た。既に荷物の整理もできていたので、直ぐに看護師さんに挨拶をして帰った。
帰り着くと、愛犬のユイちゃんが玄関先でクンクン鳴いていた。とても愛おしくなり抱きすくめた。
久しぶりの家を堪能するかのように両親と愛犬と一緒に暫く過ごした。
夕方4時からいつもの理髪店へ行った。抗ガン剤の副作用で髪の毛が酷く抜けて来たので、ハゲ散らかす前に自分で先にボウズになろうと決心したからだ。
店長に病気のことを話すと驚いていたが、結構抗ガン剤治療で坊主にしてくれと来る人も少なくないと言う。
{8A370FBB-C764-4323-AAD1-C5F00619DB2A}

見た目は少ししか変わってないようだが、心理的には大きく変わってしまった気がした。
自宅に帰ってサッパリした私の頭を見た両親は何とも言えない表情を見せた。