それは実在する近所のご婦人が出てくる。
ご婦人の年齢は60代後半かな。ひょっとしたら70歳過ぎてるかも。年上の女性の年齢ってわからない。
そして、このご婦人はいつもメイクバッチリでお洒落でいつ見ても背筋が伸びてシャキッとしている。
なぜか私は、このご婦人にとても良くしてもらってる。
で、このご婦人が、夢の中で私を家に呼んでくださる所から話は始まる。
(実際にお邪魔した事はない)
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そのご婦人に道でばったり会った際、
「遊びにいらっしゃい」
と誘われた私。
その約束を果たすため、ご婦人のお宅のインターホンを押すと、笑顔で出迎えてくれた。
ここまでは、普通。
ここからが「ザ・夢」って感じになる。
外観はいつも見慣れたそのご婦人の一軒家のお宅なんだけど、ドアを開けると、中にドアマンが。さらに奥にもう一つドアがあるのだ。二重扉だ。
ドアマンがドアを開け、ご婦人に家の中に案内された私は、その光景に目を剥く。
だって、そこはリゾートホテルのロビー程の広さがあったからだ。天井も高く、窓は天井まで続くガラス張り。
えっ、なにこれ?
私はうろたえる。
そして、中には人がたくさんいた。
ビジネスマンとか、ホテルの従業員とか。SPみたいな黒服の男達とか。
やっぱりどこかのホテルみたい。
夢から覚めてみた時にこんなイメージだなっというのがこちら。
ガラス張りの窓の外には見た事のない景色が広がる。
どうやらこの建物は高台にあるみたいだ。
眼下に街が見える。
えっ、なにここ?
私は訳がわからないまま、案内される。
そして、なぜか
「私、いい美容室がみつからなくて」
とご婦人に相談する。
「いい所を紹介するから、ついていってらっしゃい」
と、地下へ案内される。
なんと地下には地下鉄が走ってる!
なにこれ!
超すごいんですけど!
人がたくさん行き来している。
駅だ。
そうか、ここからご婦人宅に人が出入りしてたんだ。
と妙に納得する。
そして、「谷町九丁目」の駅で降りるよう言われる。
ほほー、大阪に行けるのか!?
そして、言われた駅で降りる。
時間は多分10分と乗ってない。
さっきまで京都(の奥地)だったのに!!
そして、駅直結の百貨店へ上がる。
「伊勢丹」だ。
えっ、谷町九丁目に伊勢丹!?
店内を歩くとブティックやレストランがある。
どこもとても高級な内装だ。
でも過去に行った事はない百貨店だ。
そして言われた階にその美容室があった。
「ここか…」
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はい。夢はここでおしまい。
SF小説張りの夢。
起きても鮮明に覚えていた。
そして面白すぎるので、
夫に言ったら、
「ホンマにそうかもしれんで」
と。
いや、ないって。
でもホンマにあるかも!?
だってここだけの話、そのご婦人はサイボーグみたいなの。
もしかしたら、メン・イン・ブラックに出てくる宇宙人かもね。