こんにちは。世界観プロデューサーのTigerです。ただいま、受託中のWebサイトやパンフレット、名刺の設計をしていて「スケール規模感」の重要性を改めて実感できるエピソードがあったのでご紹介します。
クライアントの新規事業のため、詳細は書くことはできませんが、これから注目されていくだろうジャンルと業界に、先回りして本格参入していこうというプロジェクトです。
その業態自体は、日本では競合社が少ないながらも、決して存在しないわけではありません。でも、その業界の代表的なサービス名称と、他の業界でも多用する業態名称を組み合わせることで、まだ日本には存在していない唯一の業態名称として演出できることが分かったのです。
響きがイイだけでなく、「日本初の…」と謳える。これにはクライアントも自分も心が躍り、プロジェクトのワクワク感が益々加速したことは言うまでもありません。
先行者利益もさることながらですが、Webやパンフレットや名刺で「日本初の○○」と記載できる。これには大きなメリットがあります。同じ事業を手掛けていたとしても、「日本初の…」だったり「国内唯一の…」と表現できると、それだけで「スケール規模感」が1ステップも2ステップもアップします。
つまり、Webをはじめとする媒体をユーザーが目にした時、"日本初"という「スケール規模感」が脳内で増幅することにより、「この事業者さんは何か凄そうだな」と期待を持って頂くこともできるし、同業者とのサイトを比較された場合、もしサービスの質の印象や興味レベルが同等だった場合、その「スケール規模感」が最終的な決定要素に成り得る可能性だってあります。
さらには、雑誌やテレビなど、メジャーメディアとの連携を行う際にも、「日本初の○○」という冠が付いていると、それだけで注目度は上がる筈です。まさにイイことづくめですね!
これは自分の肩書きにも言えることです。起業した当初から、パーソナルブランディング意識でTigerというビジネスネームは使っていましたが、肩書きは「クリエイティブ・ディレクター」という、今から考えると何の工夫のかけらもない肩書きを使っていました。
ある時、「日本でクリエイティブ・ディレクターって何人いるんだ??その中で、名実ともに国内トップを獲りに行く、って後発組の自分は相当難しいんじゃないか?」ということに気付いたんです。そこでたまたまのタイミングで「世界観を創るビジネス」という自分の在り方に気付き「世界観プロデューサー」となったんです。
ネットで調べる限りでは「世界観」という言葉を使ってる起業家さんは散見されるものの、「世界観プロデューサー」はどうやら居ないようでした。その瞬間、私Tigerが「国内唯一の世界観プロデューサーであり暫定トップ」となったわけです(笑
この「世界観プロデューサー」という肩書きは、狙い通りインパクトがある様で、名刺交換をすると、よく「世界観プロデューサーって何ですか?」って聞かれます。
軍事戦略でも、戦術⇒戦略⇒大戦略⇒政治⇒思想・宗教⇒世界観となるように、企業の経営戦略も一緒です。戦術があり、戦略があり、その上には経営理念だったり、ビジネスやお客様への想いがあり、そこを司っているのが、経営者さんの世界観である筈なのです。
つまりその他人からは視えない、経営者さんの想いや世界観、企業の魅力という「カタチをもたないモノ」に「クリエイティブ」という力を使って、「カタチのあるモノ」に昇華して差し上げる。それこそが「世界観プロデューサー」の仕事であると自負しています。
名刺のプロデュースなどでお手伝いしていると、せっかく素晴らしいお仕事を手掛けられているのに、ありきたりな肩書きでまとめてしまっている方、よくお見かけします。
貴方の肩書きは、尖ってますか?
せっかく同じことをビジネスとして手掛けるなら、より尖らせて、エンドユーザーのニーズに良く刺さる武器を持ちたいものです♪
ワンストップ・ブランディングを手掛ける当社パイプラインがお送りしました♪