良い名刺の条件とは? | 世界観プロデューサーTiger(松本大河)の波乗りブランディング・カフェ

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皆さま、こんにちは。世界観プロデューサーのTigerです。

先日当社がプロデュースするパーソナルブランディング名刺『想いの丈』の制作で、有限会社ユアーズの代表・窪田様が御来社されました。

この「パーソナル・ブランディング」とはどういうことなのか、ご説明しましょう。

企業間での取引で、最終的な決め手は、担当者同士もしくは対経営者という人間のやり取りになります。経営者同士が直接取引、というケースもあるでしょう。

どんなに商品やサービスの内容が良くても、販売を担当する個人に魅力がないと、価値が半減し兼ねないですよね!?

逆に商品の質が、価格を含めて競合他社と全く同質・同等であれば、より取引担当の個性に魅力がある方から買いたい、と思うのが人情ではないでしょうか!?

つまり、取引の商談にあたる個人そのものがブランド化を出来ていれば、より商談や販売交渉を有利に進められ、価格の裏付けとなる判断材料にすることも可能なのです。

より本人の個性を打ち出し、人格や理念などを含めたパーソナリティ、そしてキャラクターを積極的に打ち出して行く。これがパーソナル・ブランディングという考え方です。

つまり個人のブランド力を高め、取引を有利に進められる手法でもあります。

そしてビジネス取引開始の儀式である名刺交換の場で、まずはパーソナルブランド力を顕示するのが、名刺によるブランディングです。

名刺は日本の一般的な定型で言えば91×55ミリ、両面を使えば、実はかなり情報量を盛り込める媒体です。ビジネスの際には、ほぼ必ず場合渡すことになる、この宣伝媒体で、自分自身をアピールしない手はないのです!!

しきたりを重んじる日本の国民性からすれば、どんなにデジタル化が進んでも、このアナログの紙媒体の交換儀式は廃れないと思います。

このアナログの紙媒体「名刺」が、スマートフォンなどのデジタル・ガジェットよりも優れている点があります。

それは「交換」や「手渡し」がとてもスピーディでシンプルである、ということ。

スマートフォンの赤外線通信による連絡先交換なども便利ではありますが、お互いが送受信の準備をセッティングして…などやっていると意外と時間が掛かるものです。

でも名刺の手渡しならモノの数秒で完了

交流会などであまり話すことが出来なかった人でも、一言二言挨拶を交わして、名刺であれば交換を拒まれることもそうはないでしょう。

この時、あまりゆっくり話す時間は無かったとしても、名刺に連絡先データだけでなく、貴方自身のこと、そしてビジネスの詳細が書いてあれば、次の商談に繋がる可能性が生まれます。

ココで重要なのは、「商品○○が幾ら」という様な「商売的な詳細」ではありません。貴方自身が、どういう想いでビジネスを手掛けていて、お客様に何を提供しているのか、そしてどういう価値を生み出していけるのか、そういう「企業理念」そのものです。

また別の機会にお話しますが、企業にとって一番大切なことは、「存在している意義」と「提供ちしている価値」を含めた理念、すなわち法人としての「想い」なのです。

窪田様の事例でも、もちろんターゲットユーザー様にむけた想いやメッセージはあったものの、企業として明文化した理念が、具体的な形、すなわち文章としては存在していませんでした。

どんなお客様に、どういったプランを提案しているのか。

それによって、お客様の何が解決されるのか?

さらにその提供後に、お客様のライフスタイルがどうかわり、何が生み出されるのか?

そういった、顧客目線で本当に知りたいこと、安心できる材料、そしてこの会社、そして担当さんであれば話を聞いてみたい、と思わせる期待感…そんな繋がりを生み出せるかもしれない、窪田様の想いと方針と約2時間のディスカッションから聞き起こし、名刺のコンテンツとしてまとめました。

まとまった文章をみて、窪田様のモチベーション自体が明らかにあがったのが分かり、手掛けた自分自身もまた嬉しくなりました。

そうなんです!自分の良さやキャラクター、そしてビジネスにかける想いをあらわしてくれる名刺は、自分自身の「想いの丈」なんです!!

良い名刺を持っていると、不思議と人にどんどん渡したくなるものです。貴方の名刺は、貴方の想いを語っていますか?

ワンストップ・ブランディングの「株式会社パイプライン」がお送りしました♪