子ども向けの芸術?大人向けの芸術?マティス展「自由なフォルム」鑑賞で思い出したこと。 | Tiga TANZ ティガ タンツ

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Henri Matisse / Formes Libres 子ども向けの芸術?大人向けの芸術?
マティス展「自由なフォルム」鑑賞で思い出したこと。

 

2024年4月5日(金)

 

2か月も過ぎてしまいましたが

 

国立新美術館 The National Art Center Tokyo

 

マティス展を観に行きました。

 

5月27日まででしたので

 

もうすっかり終わってしまいましたが、

 

忘備録として記録することにしました。

 

ちょうど桜が満開時期でしたが、

 

天気が悪く雨が降って寒かったので

 

桜を満喫する余裕がありませんでした。

 

前日くらいまで4月初旬とは思えないほど

 

とても暖かい日が続いていたので、

 

この日は、薄着をして行ってしまいました。

 

なので寒くて凍えていました。

 

荷物になるかもしれないけれど

 

常にちゃんと防寒着持ち歩かないといけないこと

 

改めて悟りました。

 

真夏は、要注意です。

 

防寒着は必須です。

 

電車内やお店の中のエアコンが効きすぎて

 

ものすごく寒くなります。

 

外気温と室内の温度の差がありすぎて

 

身体が温度差に慣れず、

 

体調も崩しやすくなります。

 

「冷えは万病のもと」

 

身体が冷えると免疫力が下がって風邪をひきやすくなります。

 

身体を冷やさないように気を付けましょうね。

 

国立新美術館前の桜。

 

マティスのブルー・ヌードの切り絵。
Blue Nude を観ると
 
モンテッソーリ教育0-3歳で有名なモビール
 
Dancers Mobile ダンサーモビールを思い出します。
 

 

上差しこちらに作り方があります。

 

私もだいぶ昔に作りました。

 

そのころはまだ、青とシルバーが基調でしたが、

 

今は、いろいろな色彩で作られているのですね。

 

モンテッソーリ教育もどんどん進化、発展していきますね。

 

 

 

マティス展のほとんどの絵画は撮影不可でしたが、

 

一部分の場所は、OKでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教会のデザインです。
 
 
マティスは、舞台衣装のデザインもしていて
 
バレエの衣装の展示がありました。
 
また、大きなスクリーンもあり、
 
そこで、バレエの映像も流れていました。
 
YouTube で見つけました。
 

 

 

子ども向けの芸術?大人向けの芸術?

 

だいぶ前のことですが、

 

ある保育園で働いていた時

 

たまたま、

 

うちで飾っていたダリ(Salvador Dali)のカレンダーが終わって

 

絵は捨てるのがもったいないので

 

絵画の部分だけを園に持っていき

 

お部屋に飾りました。

 

子ども達はとても興味を持って、絵をじっと見て

 

お友達同士で描かれている物体について

 

楽しそうに話し合っている姿が日々ありました。

 

子ども達も芸術に心癒されるのですね。

 

…とそんな時、

 

あるひとりの保護者から

 

「なぜダリの絵を飾ってるのですか?」

 

と質問されました。

 

口調的に、ちょっと不服そう。

 

私は正直に、カレンダーが終わったので

 

絵だけ残して貼りましたと答えました。

 

すると、

 

また、

 

「なぜダリなんですか?

 

ダリよりもマティスの方がいいと思います!

 

マティスのような柔らかい絵の方が子どもにはよいと思います。」

 

と批判的な感じで言われました。

 

 

私は、そういう固定概念はどうなのかな?

 

と疑問に思いましたが、

 

もちろんそんな反論はしません。

 

「そうですね!もし、絵が手に入ったらぜひ飾りたいです。」

 

と笑顔で答えました。

 

 

 

そういう一方通行の考えの人って

 

きっと世の中たくさんいるのでしょうね。

 

ひとつの概念に固執して、

 

他を受け入れない。

 

 

残念ですね…

 

 

自分の好み以外は、全てNGみたいな…

 

 

それも、差別の始まりです。

 

 

芸術は好みでもありますから

 

人の好みを批判して蔑むような言動は

 

その人自身を見下していることになり

 

”差別”です。

 

 

絶対してはいけないと思います。

 

 

差別的な見方をする人

 

人を蔑むような言動をする人は

 

価値観や視野が狭いんだろうな……

 

 

…と思って、

 

あまり深く考えないことにしています。

 

さらっと聞き流すのが1番です。

 

 

ダリの絵だって、

 

子どもは魅了されるし、喜んで観ていたし、

 

面白さ、ユニーク(unigue)さを感じていましたよ。

 

芸術に子ども向け、大人向けはないと思います。

 

 

芸術性を感じるものは

 

その人にとって素晴らしい芸術作品なのです。

 

 

人によって感じ方は違います。

 

それは当たり前。

 

自分は良いと感じても

 

みんなが良いと感じるわけではないのです。

 

感覚、感じ方は皆ひとそれぞれ。

 

みんな違う!

 

それが個性です。

 

自分にしかないユニークさを持つことが

 

自己表現の始まりで

 

自己肯定感を高める要素のひとつです。

 

 

みんな違っていいのです。

 

みんな同じでなくていいのです。

 

みんな一緒でなくていいのです。

 

それが、当たりまえなのです!

 

 

今年、モンテッソーリ初級発達支援コースを受けていますが

 

まさにそういう話!

 

 

そういう認識や概念がもっと広まればいいなと思います。

 

 

Guten Nacht飛び出すハートシャンパンロゼワイン