整理収納・写真整理アドバイザー、網野千代美です。
今日は、私の大大大好きな、おすすめ本のお話を。
■地球家族 世界30か国のふつうの暮らし
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少し古いです。1994年刊行。
TOTO出版のページ↓
http://www.toto.co.jp/publishing/detail/A0105.htm
1998年ごろ、この本を知り、以降、大切なお友だちのプレゼントなどに、何冊も何冊も購入しました。
「申し訳ありませんが、家の中の物を全部、家の前に出して写真を撮らせてください」
という声掛けで、世界30ヵ国の、中流と呼ばれる家庭の家族の持ち物全てを外へ持ち出して、カメラに収め紹介する、という趣旨の写真集です。
文化や気候、生活スタイルの違いもあるでしょうが、「日本の家庭って、本当にモノをたくさん持っているなあ」と、写真を通して実感できます。
※日本の戸建てのモノなんか、全部出すのはさぞかし大変だっただろうなあ・・と。想像を絶する手間が容易に想像できます。
もちろん、何がいいとか悪いでなく、いまある姿をそのまま切り取ることで、そこに暮らす家族の生活に思いをはせることができます。
最低限のモノでも人は暮らせる、とも考えられますし、だったら自分がこの家に住んで、ここにあるだけの道具や衣類だけで暮らせるのかな?と考えることもあります。
実はこの本、「整理収納アドバイザー1級」のテキストにも「おすすめ書籍」として巻末に紹介されているのです!!
1級講座でテキストを目にして、この本が紹介されていたのを知ったときは、本当にびっくりしました。
わが意を得たりというか、やっぱりそうだったのか!(何がそうだったのかなのか笑)というか、とにかく、自分がずっと大切にしていたものが、整理収納ADにとっても大切なものだった、とわかり、非常にうれしかったです。
モノと向き合う、ということは、整理収納をする上で極めて大切なステップです。
整理収納アドバイザーの理論でも、とても大切な要素として扱っています。
そのモノは、本当に必要なのか・使っているのか・使わないけど大切なのか・見栄や流行でつい買ってしまったのか・持っていることも忘れるほどのモノのなのか。
机上の学びだけでは実感しにくいことも、世界の暮らしを見ることで自分のくらしに向き合う気づきやきっかけにかもしれません。
世間では夏休み。
小中学生お子さんとお話ししながら一緒に写真を眺めたり、もしかしたら自由研究の題材にするのもよいかもしれませんね。
※ただし20年以上前の本ですので、戦況や国の状況など、大きく変わっている地域もあるかと思います。その点、あらかじめご注意くださいませ。というか、調べ直すことでさらに世界を知るきっかけになるかもです。
お子様にとって長いお休みは絶好のお片付けタイミング。もちろん大人も、定期的にモノの見直しをしましょう。
今日はここまで。
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