【キッチン】年に一度でも「役立つもの・使っているもの」 | 写真整理と整理収納セミナー&レッスン~50代60代のキャリアと暮らし

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50代の家事と整理、キャリアと暮らしを考える、整理収納アドバイザークリンネスト&写真整理アドバイザー網野千代美です。
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整理収納・写真整理アドバイザー、網野千代美です。

 

2016年もあと3日ですね。一年はあっという間です。

 

目下、年に一度のお楽しみ「おせち」づくりの準備を、粛々と(嬉々として?)進めています。

 

黒豆が、真っ黒ツヤツヤに仕上がる秘密兵器とは?

 

おせち作りを始めたのはここ5~6年のこと。

家族の好みはいろいろですが、私が好きなのは「黒豆」です。

 

大好きな、土井善晴先生のレシピで作るようになって、失敗なくできるようになりました。

 

黒豆レシピ(土井善晴)

ただ、レシピの中の「さびくぎ」だけは調達するのが大変です。

 

さびくぎがなくても黒豆は作れるのですが、同じ作るなら真っ黒ツヤツヤに仕上げたい一心で、翌年は「鉄玉子」を買いました。

 

 

↑目下鋭意仕込中。

 

鉄玉子は、黒豆だけでなく、湯を沸かすときにヤカンに入れて鉄分補給などできる、とあるのですが、私が使うのはほぼ年に1回、黒豆を作るときだけです。

 

それでも、

  • 黒豆づくりの役に立っていて
  • 使う回数は少なくても十分に活用されていて
  • これがあるとモチベーションがアップする

ので、私にとってなくてはならないものです。

お気に入りの道具で、黒豆もツヤツヤに仕上がります。

 

↓これは今年のお正月につくった黒豆。

 

使用頻度は年1でも「大活躍」の定義

 

整理収納・アドバイザーが整理にとりかかるとき、まず最初にはじめるのがモノの「要不要」の判断です。

 

年に1度も出番がないものは、大枠で「使っていない」と判断します。

 

鉄玉子は、年に1度は出番があるのでなんとか「使っている」ものにわけられます。

が、それ以上に私にとっては意味があり、なくてはならないものです。

 

道具は、よく考えて活用度が高いものを無駄なく持つのが理想ですが何を持つか、選ぶ基準は自分にあってよいと思っています。

 

一般的には、え、コレ?と思うようなものでも、自分がどう使うかの問題なので。

 

親しいお友だちは、年にほんの数回、栗ご飯を楽しむために、栗をむく専用のハサミ「栗くり坊主」という道具を持っていました。

 

栗の皮をむくのは本当に難儀だったけど、これを買って劇的に楽になり、これまで以上に栗ご飯を作るようになったとか。

 

「使う回数は少なくても、気に入った使いやすい道具をもったほうがいい」というお友だちの考えに、私もこの時少し感化された気がします。

 

 

・・とはいえ、収納のキャパシティや自分の管理能力を超えてあれもこれもとたくさん持ちすぎるのはよいことではないので、何かを購入するときは、自分のライフスタイルや優先順位を客観的に考えてから、ですね。