愛着ある衣類の手放し方・私の場合① | 写真整理と整理収納セミナー&レッスン~50代60代のキャリアと暮らし

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整理収納・写真整理アドバイザー、網野千代美です。

 

先日のエントリー

【迷い中】義母の訪問着

にもありましたように、思い入れがある衣類は処分時にも迷いがあります。

 

そんなときは、どうするか決めるために、私はワンクッション置くことがあります。

 

「ワンクッション」置くとは

 

いつまでに判断するかは、一応の期限を切ったうえで、

  • 思い出を客観的に見直して
  • モノ自体リユースできるものか考えて
  • 譲るかリメイクか処分か決めて
  • リユースなら販売先か寄付先を考えます
  • リメイクか処分なら、四角い状態に布をカットして、カットしたものを保存・残りは処分します。

布をカットすると、服のまま保存するより場所をとりません

 

保存した布で、気が向いたらティーマット↓をつくったり。

※ばらんばらんな感じですが、家族が見ると「ああ、あの布ね」となるようで、わりと評判がいいです。

 

あとは、巾着を作ったり↓します。

↑この布は、13年前に香港から上海に引っ越すとき、娘の同級生のママから頂いたサンドレスをリメイクしたもの。

 

上半身が無地、スカート部分にさくらんぼの刺しゅう入り。

レースや透かし、刺しゅうがとてもかわいくて、娘に似合っていましたし、ママの気遣いもうれしかったのです。

 

サイズアウトした子供服は、人に譲ることがほとんどでしたが、香港~上海時代を過ごした思い出もあり、巾着にリメイクしました。

 

赤いリボンは、ウエストのベルトです。

※赤いステッチは、私があとから入れたものです。

 

うれしいことに、娘は、中学・高校では体操服を入れて、大学生になった今は、合宿や旅行の時に使ってくれています。

 

※おかげで使用感たっぷりですね。笑

 

手芸や洋裁が苦手でもできるリメイク

 

もしも、捨てられない衣類があったら、生地のキレイな部分をカットして残しておくのも一つの方法かなと思います。

 

ただ布としてとっておいてもいいし、柄のキモになる部分を小さな額に入れてもいいと思うのです。

 

また、リメイクについて。

洋裁や手芸が苦手でも、

 

アイロンで接着できる接着芯や

 

最近では、縫わなくても縫い代を接着できる布用接着剤など

 

便利なグッズがたくさんあります。


裏に接着芯をはると、切りっぱなしでも縫い代の始末が不要なので、

接着芯をはったあと、たとえば、

 

・正方形にカットしてコースターに

・三角形にカットしてガーランドに

・ジンジャーマン形や星形ツリー形にカットしてクリスマスツリーのオーナメントに

 

などなど、簡単でカワイイ使い道があると思います。

 

そして、私もリメイクして気が付いたことがあります。

 

それは、

リメイクしてもう一度使うことで、今度こそすっきりと納得して手放せる(処分できる)こともある、ということです。

 

コースターとして数か月活躍したら、今度こそ「使い切った」という気持ちになるからかもしれません。

 

捨てられないモノのとして、衣類はお悩みが多いですよね。

 

布地のほかに、ボタンやワッペン部分、など、一番ステキなところだけをとっておく、という方法もおすすめです。