50代の家事と暮らし、デジタル化でコンパクトな写真整理、網野千代美です。
人気の記事、スキャナの違いによる色調比較の内容をリライトしました。
Omoidoriについて
この記事で色調比較をしている、Omoidoriは、2020年3月で終売になっています。
一部在庫が残っているようですが、iPhone8までしか対応できません。
もし、今からでもどうしてもOmoidoriを使ってみたい!という方は、ひとまずお問合せください。
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Omoidoriはレンタルもあるようです。
短期間だけ使いたい方は、レンタルも選択肢のひとつですね。
さて。
アルバムに貼ったままスキャンできるOmoidoriと、ドキュメントスキャナとの色調比較をやってみました。
※Omoidoriにセットしたのは、中古で購入したiPhone7を使っています。
検証結果一覧!
<<Scansnap iX500>>
※このスキャンをしたときは、iX500のみでしたが、現在は新型のiX1500も発売されています。
また、iX500は、中古やレンタルが充実しているようです。
<<Scansnap iX100>>
でスキャンした場合・・・
小型で場所を取らないハンディスキャナ、iX100。
OmoidoriとX500の中間ぐらい、青みをおさえた色調になっています。
同じScansnapでもいろいろ違うもんですね
<<Omoidori>>
でスキャンした場合・・
全体にやわらかい色調になるようです。※iPhoneのカメラによる。
次は、スキャン後に色調補正をした場合です。
※X500のスキャンデータをPhotoshopで補正
手前の人物に色調を合わせるので、背景の桜とか色がいま
それに、人の肌の質感は補正では調整が難しい。
20年近く前の写真です。
色調比較・結論は?
今回は、Omoidori・Scansnapの違いが見えやすい「褪せたカラー写真」を使って比較しております。
仕上がりを見ると、元の写真の色に近いのはOmoidoriです。
iX500の青みがかった色調が気になっていたのですが、Omoidori(iPhone)は特に肌の色合いが忠実かと思います。
いやー、優秀ですねー。
ちなみに、Photoshopによる手作業の色補正ですが、赤いストールの色を基準に調整しています。
これは「元の写真の色」ではなく「現実の色」に近づけての補正です。
この補正、1枚あたり2-3分程度の作業時間ですけど、枚数が多いとそれなりに大変です>正直、スキャンより補正が大変。
自分の写真だから一枚一枚丁寧に補正やってますけど・・
こうしてみるとiX500は写真スキャンにはどうかなーといった印象ですが、もとの写真がキレイ(色褪せがない)だと、かなり色味の再現は忠実です。
iX500、キレイな写真のサンプルはこちら↓
なので、
- バラのプリント写真で
- 色褪せの少ない状態のいい写真
- とにかくスキャンの枚数をこなしたい
といったときには、
には、非常に使い勝手がいいし、プリント写真のスキャンに十分使えると思います。
また、Omoidoriですが、
- iPhoneのみで使える
- 1枚1枚スキャンしなくてはいけない
という側面もあるものの、
- とにかく手軽
- 操作がシンプルで直観的でわかりやすい
- 携帯性のよさ
- 相手(アルバムでもバラでも)を選ばない
- 「日付認識機能」はかなり精度が高くて便利
そんなところが、大変優れていると思います。
※撮った写真が、どことなく「なつかし写真タッチ」になるのもいいなあと個人的には思います。
パソコンがなくて、スマホだけの人でも使えるのはいいですね。
では、今日はここまで。
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