E3 2012おわり。


特にこれといったニュースはなし?

個人的には、WiiFitの新バージョンのニュースがうれしい(笑)

旧WiiFitが長いこと使い続けたせいか、足の部分のプラスチックがヒビ割れ、

ゴムがとれ、とかなりひどい有様になっていたので、買いなおそうか

悩んでいたところだった。

新しいのが出るなら、それまで待つとしようかね。

体重計部分は同じかもしれんけど(笑)


パっとみて、どの陣営も、

大掛かりなことをやって採算を取る方策はないが、

大掛かりなことをやらないとコアユーザーの支持は得られん、ということで、

にっちもさっちもいかなくなってる印象が強い。

いろいろ厳しいなー。



「ドラゴンズドグマ」プレイ開始。

RPGというジャンルはもともとそうだが、

特にオープンワールド系は面白くなるまでの時間がやたらかかって厳しい。

仕事が忙しいだけに本当にすこしづつしかプレイできていないのだが……。

まあ、ちびちびやっていくとしようかね。



人狼村からの脱出。

いまだに検索ヒット数がかなりある。

やっぱり、攻略で悩んでいる人が多いんだろうか?

しかし、公式で攻略情報掲載禁止といってるしなあ。

うーむ。

特にやるゲームもみあたらず、ドラゴンズドグマ発売まで、

FE覚醒の支援会話あつめ+外伝クリアなどに没頭中。



……以下、FE覚醒のネタバレあり。ご注意のほどを。





これぐらいいれておけばいいかな?(笑)

さてさて。

FE覚醒、主人公たちが全滅する「一周目の歴史」と、

ルキナたちと合流し、邪竜を倒す「二周目の歴史」があるのは、

プレイした人はすでにご承知だと思うけど、

さて、この「一周目の歴史」のハナシ。

ふつーにプレイしてて、

「一周目は、ナタリアの死の要因がちがってて、

 クロムが途中でケガするけど、

 結局ファウダー倒すまでは大きな違いはないのかな」

と思ってたんだけど……実のところ、そうでもなさそうなんだよなあ。

と、いうのも、主人公男をリズと結婚させた場合の

子供たちとの会話が、いろいろ怪しい。

この場合の会話によると、

「主人公は、ウード(息子)を屍兵の攻撃から守ろうとして大怪我したことがある」

「ウードは、妹マークのことをいろいろ知っている」

「マークは、父親母親も顔をそれなりにおぼえている」

となっている。

(まあ、ウードの父親はダレになってもこの行動をとるわけだが)

マークは素性がどうもあやしいようなので、3つ目の証言はさておいて、

最初の2つだけで検討しておこう。

で、OPでもある「断章」。

あれによって、主人公(一周目)は敵陣営にいくわけだから、

(さすがにあの展開で自軍にもどるのは無理だろう)

つまり、「ウード誕生」→「マーク誕生」→「ウードをかばって大怪我」の

一連の流れは、あの「断章」の前にすませておかないといけない。

「自分をかばって大怪我」の記憶が明確にある、となると……

最低でも5-6歳ぐらいだろうか?

そして、ルキナは、「(一週目の)クロムを殺したのが主人公であると明確に知らない」。

ルキナいわく、「信頼していた味方から攻撃を受けたと聞いた」だから、

要するに、あの戦いには出撃していなかったんだろう。

そして、かろうじてあの戦いを生き残った人から、「裏切り」について聞いた、と。

まあ、単純に類推すれば、その頃は、まだ戦場に立てる年ではなかったんだろう。

要するに、ルキナやウードたちの世代が生まれてから、

5~10年ぐらいたって、ようやく「断章」の場面が訪れたことになる。

してみると、「断章」のクロムが、

「クロム暗殺未遂事件」で受けたはずの傷のあとがさっぱり見えないのも

そのあたりが理由なのかもしれない。

ナタリアが暗殺されたため、対ギャンレル戦が長引き、

(ナタリアの死の間際の演説がなく、敵軍の士気低下がなかった)

クロムが大怪我をし、対ヴァルハルト戦も非常に長引き、

結果として、「断章」にいたるまで、10年弱かかった……と考えるのが自然な解釈だろうか。

よく考えてみると、

そもそもウードがルキナより年下であることも明言されていない。

本編中、「二周目」の世界で誕生しているのはルキナだけで、

それから考えるとウードが年下に思えてしまうが、

「一周目」でそうだった根拠はない。

(ロランと父親の会話で、ルキナよりあとに生まれたことを言ってるが、

 それはあいつだけ、とも解釈できるし)

このあたり、覚醒一周目のハナシを考えてみると、まだまだいろいろ考えられそうな気がする。

ちょっと会話あつめつつ、一周目の様子を考えてみるのも楽しいかもしれない。

▼資金も経験値も金で解決!ってそれでいいのか。3DS「ファイアーエムブレム 覚醒」

http://ameblo.jp/sinobi/entry-11248594239.html


商売としては正しいが、ゲームとしては正しくないと思った。

http://ameblo.jp/smakirdora/entry-11247537765.html




FE覚醒のDLCについて、いろいろ言われているようで。

うーん、難しい。


ちなみにワタシは、有料DLCはいまのところ一切つかってないし、使う気もない。

上の記事を読んで、「へー、そんな有利なんだ」とは思ったが、

それでもやっぱり買う気はしない。

だから、やってみたら感想変わるかも、という前提で。


とりあえず、育成用の有料DLCマップについてだけ。


いろいろ語ると長くなるから、自分の感想だけ(それでも長い!)まとめると、


「すれ違い通信でメチャ強い敵が来るのが不快」


 → それでも勝てるように思うんだけど……。しょせん相手はAIなんだし。


    理論値MAX+DLスキルのチームでも、

    気合いれて育成すれば普通に倒せるんじゃないのかなあ?

    いや、クラシックモードではやる気しないけどさ。

   でもそれは、通常のすれちがい対戦でも同じだし。

    (そういう意味で、すれちがい対戦時は戦死なしでもよかったとはおもう)


    もちろん、序盤~中盤では絶対勝てないだろうけど、

    終盤になるまで勝てないすれ違い相手は、

    このDLCの登場前からきてたよね?


    そもそも、「これからはじめるユーザー」を想定すれば、

    (それなりにやりこんだ)ワタシとすれ違ったプレイヤーは、

    ワタシを同じように「強すぎて勝てないキャラ」とみなすだろう。


   それが不満というなら、「すれちがい対戦」への不満であって、課金DLCとは関係ないし。


    「強くなりすぎた先達への対抗策」って考えれば、むしろ妥当じゃない?


   「敵だけ専用スキルをもっていてズルい」?

   いや、本編でもあるし……。「ズルい敵を絆で打ち破る」シチュだと考えれば無問題。

    フィルタリングできても良かったとは思うけど、それぐらいかなあ。



「育成の楽しみを奪っている」


 → 同意するところもあるけど、それをいうなら、そもそもマップタイプのFEにある

    遭遇戦がそもそもそうじゃないの? 「面倒くささ」が段違いなだけで。


    "「面倒くさければいいんだ」"っていう感じ方も、わからんではないんだけど。


    「限られたステージ」「限られた武器」で育成するんだ! ってのが楽しいのは

   よくわかるけど、そもそも今回のFEがそういうベクトルではない気がする。


    ワタシは初代から「闘技場」を使わない派なんだけど、

    結局、闘技場とおんなじじゃない?

    お金もEXPも、やらなかったときより明らかに有利になる。

    でも、やるかどうかはユーザーにおまかせ。

    やらなかったら倒せない敵は、通常プレイではほぼいない。

    カジュアルモードでやれば、デメリットもほぼないよね。どう違うの?


    闘技場を「いらないなあ」と思うのと同じぐらい「遭遇戦」もいらない、と思うし、

    育成DLCも「いらない」とは思う。だから買わない。

    でも、あったからといって抗議はしないし、買った人がいても、別に気にならないなあ。

    他人が闘技場つかったからって文句ないし。



総括としては、この育成用DLC自体が

通常プレイに関しては、

「課金DLCを使うと、ノーマルモードがベリーイージーにできるよ!」だし、

やりこみにおいては、

「課金DLCを使うと、簡単に育成できるよ! でも、通常プレイしている人が対戦で勝てないほどではないよ!」

だし、高難易度攻略については

「これがあればカジュアルユーザーでも高難易度に挑めるよ!」

っていう印象だけど……。ここが変わらない限りは、いいんじゃないかねえ、と思うなあ。

……とまあ、こういう感想。


この先にもっといやなものがありうる、という意味では

いやなベクトルではあるとはおもうが、

そんなに激しく反応するほどのものではないレベルにとどまってるんじゃないかなあ、とは思う。

むしろ、がんばって落としどころ探したんだろうな、と感じてしまった。

境界線をどこにおくかは人それぞれなんで、なんともいえんけど。



やっぱりこれに違和感を感じるのは、

「これまでマジメに育ててきた」人なのかなあ。

そういう人が理不尽に思うのは理解できる。


おいらは今支援会話集めやってるけど、

やっぱり、すぐに好感度があがるマップとか出てきたら

「ぐぬぬ……これまでの苦労は……」ぐらい思うかもしれん。


それはまあ……どうにもならん。


これでこのスタイル(マップ式+DLC)が一般的になってしまうと、

従来の面クリ方FEが出なくなるかも、とかそういう懸念はあるけど、

それはさすがに議論が膨らみすぎだろうし、これぐらいにしておこう。

3DS「ファイアーエムブレム 覚醒」をクリア。

絶賛の言葉を贈りたい! 実にすばらしい出来だった。

システムはカンペキといっていい。

ここまで満足度がたかいエムブレムは久しぶりだ。

やりたいことがすべてやれる。

育成が楽しい。キャラを操るときの悩ましさがよい。

育てたあとの無双感がよい。

そして、それでも「やっつけ負け」がおきるバランスがステキだ(笑)

新システムの「ダブル」が面白い。

「かつぐ」システムの改変ではあるが、

戦術的に新しい要素を追加しているだけでなく、

「エムブレム的によく使う戦術」にいろいろ工夫ができ、

育成・恋愛面にも寄与する面白い修正だ。

戦術面でも、育成面でも、

プレイヤーの選択肢を豪快に増やす快心の追加要素だ。

どこをとってもゲームシステム的には満点だ。

ストーリーも、やや軍記モノとしてはアレな部分もあるが、

まあ、それも含めてエムブレムらしさというものだろう。

重大な決断を迫られる局面もいくつかあり、

「よもやこれで分岐するのか……ぐぬぬ」と何度も思わされた。

見事な演出だったといっていいだろう。

さらに圧巻なのはその会話テキスト量。

ほぼ全女性キャラが結婚相手に選べるわけだが、

それで会話が分かれるだけでなく、

「その先の」会話の量も膨大だ。

クリア後の閲覧画面をみて呆然とするレベル。

複数攻略を前提にしても、コンプまではかるく10周ぐらいはかかるのではないか。

それだけの選択肢をまじめに用意し、ちゃんとイベントを考えたこともすばらしい。

すれちがい相手との対戦もそれなりに楽しく、

育成が楽しいこともあってついついやってしまう部分もあった。

難点は、ムービーに字幕がないこととか、そういう部分。

携帯機であることを考えれば、音声なしでプレイする人もおおかろう。

そのあたりはきちんとケアしてほしかった。

DLCも、まあ、存在はしかたないとして、ちと高い気がするなー。

これだけベタ褒めしておいてなんだが、買うかどうか悩む価格だ(笑)

とはいえ、集大成、という言葉にふさわしい、

シリーズファンをやってきてよかった、と思わせる出来だった。

次回作も期待!

……さて、二週目をやろうか、育成をやりこもうか。

「新・パルテナの鏡」クリア。

実は、もうずいぶん前にクリアしてたんだけど、

対戦があんまりやれてなかったので、時間がかかってしまった。


面白さ&グラフィックの質ともに申し分なし。

すばらしい。

3DSのフラグシップとなるタイトルとしての責任を

十分に果たした、といっていいと感じる出来。


操作性は、やはり最後まで慣れなかったところもある。

地上戦に限ってしまえば、やはり、従来の3Dアクションの洗練された操作性に比べると、

「操作しづらい」という印象が先にたった。


とはいえ、従来の3Dアクション形式は、「遠隔戦闘」をやるには不向きなところも多いし、

「対戦ゲーム」を成立させるにはいろいろと問題もある。

(いわゆる無双系アクションでまっとうな対戦ができるゲームは数少ない)

そこを考えれば、同じ仕組みで1P、対戦、両方を成り立たせるつくりになっている

今回の操作性は、メリットも大きいというべきだろう。

今後、もう少し洗練されれば、いいとこどりができるかな?


対戦も、「適当にやっていてもそこそこ戦える」というスマブラさながらのラフさもあり、

楽しめる……が、「どうすれば勝ちにつながるのか」がわかりにくい側面もあるかもしれない。

まあ、そこは、ガチの対戦ゲーでないだけ仕方ないところだろうか。

インターネット対戦も軽快に動いて好印象。


ゲーム中の下画面雑談の使い方は非常にウマイ。

旧作とのリンク、話の盛り上げ、攻略情報の提供、

ユーザーの操作と関連づけての「おっ」と思わせる部分、

物語の起伏作りなど、とにかくよく出来ている。

音声だけで話がわかるようになっているのもすばらしく、

音なしでやることをとてもオススメできない内容。


欠点をあえてあげるなら、育成がよくわからん部分が多いこと、

上にあげた操作性あたり、

そして、キラーソフトというには破壊力にもフックにも欠ける、ってぐらいかな。

ゲームとしての内容には文句ないが、「買わせる」力としてはもうひとつ、という感想。


ここらは難しいね……。

逆に、いったいどうやったらその問題をクリアできたのか、という気もするけども。

まあ、ターゲットにしたであろう層からは十分にうけてるし、いいのかな。