今朝銀行で待っている時に、旦那と同じ制服を着ている人を見かけたので、ラインで旦那に「背が高い男性で、〇〇の鞄を持って」ってその男性の特徴を教えたら、「工場長だ。名前を呼んで驚かせて」って旦那がニヤッと笑うスタンプを送ってきました。
もちろん、声をかけませんでしたね。
でも、平日の昼間に旦那の同僚を見かけて「誰?」って聞くのは、二回目です。
一回目は、ある住宅の工事現場に行った時のこと。
駐車して、周りから建物を確認してから、「よし、営業員さんに電話をかけて内見をしよう」と思ってスマホを出したら、「すみません」って不安げな顔をしているおばさんに声をかけられました。
「実は、娘がここの物件を買いたいと言ったので、物件の状況を確認しにきたのです。私は営業員さんと一緒に内見をしたくないですが、1人で入る勇気がありませんから、付き合ってくれませんか?」
ちょっと怪しいですから、普通なら断りますが.......
そのおばさんが旦那と同じ制服を着ているので、気になって同意しました。
ここでは少し説明しますね。
台湾の住宅の工事現場は、基本的には足場を解体したら、誰でも簡単に入れる開放的ですから、勝手に入って見学する人が多いです。
営業員たちも慣れすぎて、案内する前には「(自分で工事現場に行って)内見をしましたか?」って聞くのがあるあるです。
だから、営業員さんの同意を得る前に、おばさんと一緒に工事現場に入るのは、法律的にはNGだけど、現地の文化としてはOK。
OKだけど、やっぱり、勝手に入ることに対しては抵抗があるので、とにかく、現場監督に事情を説明して同意を得ました。
そして、おばさんは、本当に内見をしているだけでした。
営業員さんに連絡しないのは、営業員さんが怖くて一緒にいると、安心に確認することができませんから。
周りにも、新築物件の営業員さんを怖がっている人が多いですから、おばさんの気分がわからないでもありません。
「お金持ちじゃないし、不動産知識を持ってないし、余計な質問で揶揄われるのが怖い。」
「見下されたら、価格の交渉に対しては不利。」
実際に揶揄われたことがありませんが、とにかく、台湾の新築物件の営業員さんはこういうイメージを持っていますね。
だから、おばさんと一緒に内見をしながら、「ここは〇〇」「そこは××」のように、知っている限りのことを教えました。
もちろん、途中におばさんの写真を撮って旦那に送って「誰?」って聞きました。
「倉庫管理のおばさんだよ。さっき慌てて退勤した姿を見かけたけど、物件の見学か。」
そして、「ありがとう!バイバイ!」って大満足したおばさんを見送ってから、営業員さんに連絡して、本格的な内見をしました。
内見をしながら、「知らないおばさんに誘われて一部の物件を拝見した」って自首しました。
幸いに、営業員さんは気にしていなかったです。
ちなみに、内見をしている途中、知らないおじさんが勝手に工事現場に入って、営業員さんの案内を参加しました。
勝手に参加した人に対しては、営業員さんはやっぱり不快かもしれませんが、私には優しかったですが、おじさんに態度が冷たかったです。
案内しているお客さんを最優先にするのは当たり前だと思いますが、勝手に参加したおじさんは、恐らく「俺のことを見下しているかも。新築物件の営業員って、怖い。」って誤解してしまうのでしょ?
新築物件の営業員さんが怖い都市伝説が、また+1かもしれませんね。