日本の書籍によって、日本人は季節の挨拶として手紙を送る文化があるそうですね。
台湾はそんなのがないのですね。日本はさすが礼儀の国ですねと思いましたが、実は、台湾がそういう文化がないのはただの誤解だけです。
まず、台湾では、「三節(三つの祝日や節日)」という文化がありますよ。
この三節は、春節(旧暦の新年)、端午節(ちまきを食べる日)、中秋節(BBQや月餅を食べる日)で、台湾の会社は三節の直前にボーナスを支給してくれるので、通称は「三節獎金」です。
このボーナスは現金Only、プレゼントOnlyと現金+プレゼントなどいろいろな形がありますね。
そして、現金も会社の売り上げによって差が大きいです。
社員歴2ヶ月間未満の私は、詳細がわかりませんが、結婚してから、お母さんに「結婚した女性はこの家から独立したから、お客として私たちを含んで親族の皆さんに季節の挨拶をすべきだ。」と言われました。
衝撃!!!
結婚しても我が家の娘であるって言ってくれる女性はどこへ行ったの?
宇宙人に捕まれたの??? 私のママを返してよ!!!!!
それに、男性は結婚してもこの家のメンバーだから、こういう季節の挨拶をする必要がありませんよ!!!!!!!
って驚きましたが、
なんか、結婚してから面倒くさいことがありすぎて、不平があっても「はいはいはい。わかった。とにかく、すべてが順調に進めばいい。」という気分で受けてしまいます。
でも、この文化を次の世代に伝えるつもりがありません。
ということで、春節と中秋節の一カ月前から、季節の挨拶として「禮盒(ギフトボックス)」を選びますね。
そういえば、端午節は?
実は、季節の挨拶に対しては、母方は厳しいルールがありますよ。
昔の端午節はみんな自分でちまきを作っていましたが、葬式を準備している家族なら、ちまきを作る余裕がありませんね。
そういう時に、親戚や隣人は自分のちまきを分けてあげる文化があります。
ということで、端午節に挨拶としてプレゼントをあげるのがNG。(でも、現実主義なので、会社からのボーナスやプレゼントは大歓迎。)
そして、中秋節のプレゼントについてですが.......
中秋節のプレゼントと言えば、「月餅禮盒(月餅のギフトボックス)」。
でも、「月餅」の賞味期限が短いし、短い期間内にたくさんもらうし、みんな、食べきれないことで困っていますから、月餅系のプレゼントがNG。
なるべく、半年以上保存することができる食品を選ぶべきです。
他にも、
相手の家族メンバーの年齢、人数などを考えて、誰もみんな食べれるものを選ぶ。
姉妹と同じ価格帯の商品を選ぶ。たとえば、長女の年収は次女の3倍だったら、次女の経済力に合わせてプレゼントを選ぶべき。勝手に豪華的なプレゼントを用意して、次女にストレスをかけるのがNG。
姉妹ともに年収が高くても、豪華的なプレゼントがNG。それは相手にストレスをかけるし、いつか自分もお金に困っていることでプレゼントの豪華さを降格すると、すぐにばれますから。
などがありますね。
ややこしいですよね。
実は、知り合いたちの間には、母方のルールのややこしさはトップレベルで、本当に面倒くさいと思いました。
でも、子供の頃からすぐに人と仲良くなれるのは、母方のルールや礼儀に馴染んでいるおかげだと思いますから、感謝しています。
そして、今年の中秋節プレゼントは、
シロキクラゲの雪花釀です。
雪花釀というのは、もち米で発酵した飲み物、雪の花がひらひらと降ってくるような見た目なので雪花釀と言います。
アルコール分0.3%未満だそうでおいしそうですが、食べたことがありません。
でも、季節の挨拶をする相手は母方の親戚以外にも、義両親と実の両親を含んでいるので、食べてみたいものを買ってあげたら、自分も食べれますから、今回もわけてもらいますね。
それに、
12個入りで、どの家族でもみんな食べられます。
賞味期限は来年の9月15日まで。
ちゃんと、条件をクリアしたのですね。
では、どんな味なのかな?楽しみにしています!