台湾人として台湾のこの部分が大嫌いです | 台南在住日記とか

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 前回の記事の台北では、新築住宅の工事で倒れそうになったアパートが出たのアパートだけど、本当に倒壊してしまいました。

 

 

 それだけではなく、

 

 隣の学校や道路もこんな感じ↓

詳しい写真は大直民宅崩塌範圍擴大!道明中學操場裂成蜘蛛網狀 緊急停課1日へどうぞ

 

 

 幸いに、そのアパートは避難済み、学校のあたりには生徒や教師がいない深夜に起こったので、死傷者がいないのです。

 

 

 今回の事件は地中の土留め壁が何らかの理由で壊れて、周りの建築の下の土が工事現場に流されて、基礎が不安定になって沈下したからだそうです。

 

 新築工事で「危樓(倒壊するリスクが高い建築)になった事件を何回も聞いたことがありますが、今回のように本当に倒壊して、そして、範囲がこんなに広いのを聞いたのは初めてなんです。

 

 

 でも、よく考えてみれば、それはこの前に問題を起こした新築工事の現場は、ほかの建築との間に道路があるからです。

 

 例えば、今年の5月13日に台北の信義区で起こった事件↓

詳しい写真は信義區驚見天坑!新建案地基坍方出現15公尺大洞 緊急疏散住戶

 

 今年の4月27日に新竹で起こった事件↓

詳しい写真は竹北建案5度塌陷!天坑現「特斯拉的形狀」整台塞入 縣府勒令停工へどうぞ

 

 しかも、新竹のこの新築工事現場は同じような事故が起こったのが五回目でしたよ。

 ちなみに、ちょうど昨日の報道ですが、

 酷い事故が5回ほど起こったのに、いつもすくに工事を再開することができるのは怪しすぎるので、検事さんはそれについて調べてから、昨日、収賄疑惑で建設工事を管理する行政機関である工務処の処長を逮捕したそうです。

 

 報道→獨/家中水管搜出百萬現金!疑豐采520案收賄 新竹縣工務處長遭檢調帶走

 

 

 ちなみに、違う種類ですが、今年の五月に、台中でも同じく新築工事現場の不謹慎で酷い事故が起こったことがあります

 

 それは、新築工事現場の機械が転落して、台中のMRTのレールに落ちた事故。

詳しい写真は影/興富發吊臂插入中捷車廂 嚴重變形成「L」狀釀1死8傷へどうぞ。

 

 もっとも悲しいのは、転落した機械はレールに落ちたのはMRTが発車直前のことで、駅のホームからはっきりと事故が起こったことが見えたのに、緊急対策を用意してないので、MRTは発車して機械に衝突したことです。

 

 

 今年だけで、信じられない事故がいっぱいありました。ショボーン

 

 台湾人としては、台湾のこういう部分が大嫌いです。

 

 

 それでも、仕方がないから我慢して、いろいろ気を付けて生きていますから、正直なところ、日本の処理水の放出については最初から心配したことがありません

 

 気を付けないといけないという気分が、まったくありません。

 

 

 なぜなら、

 日本は工事や飲食に対しての安全管理が台湾よりはるかに厳しいと思いますから、それを気にする前に、まずは、台湾自身の安全管理を反省したらどう?というのが本音。