ツーリングの途中で、すごい台湾語専門家&編集者さんに出会ったで新しい編集者さんに出会って、すぐに仕事がくるわけではありませんが、全体的に特別な経験なので、両親に教えました。
「それは大変じゃない?」って、お父さんは喜ぶどころか、逆に心配したのです。
「備えあれば憂いなし。」って返事して話題を終わらせてから、気分がずっともやもや。
結婚してから両親に仕事について話さなくなりましたね。
その理由はシンプル。
両親は「仕事のストレスで不妊したから、仕事が多いのは良くない」と主張しているからですね。
ちなみに、義両親は「仕事が多くて座りっぱなしだから不妊」と主張しているのですね。(実は猫と犬のおかげで、座りっぱなしって遠い夢ですよ)
幸いに、旦那、実の姉、義姉妹など周りの同世代の人たちは、みんなちゃんと仕事やお金の重要性を知っている人なので、両親たちに認められなくてもそんなに寂しくないのです。
そして、FACEBOOKのある記事を見て、ちょっとお父さんのことを誤解した気がしました。
それは、20代だった私の記事でした。
二番目の出版社と契約したことをお父さんに教えたが、お父さんは「どうして二番目の出版社が必要なの?一つでいいよね?同時に二つの出版社と契約しているのは疲れるよね?」って心配してくれた。
「出版社はいつも翻訳者を募集しているわけではないよ。仕事が来なくなってから新しい出版社を探すと、1年以上仕事がまったくこない場合もあるよ。」って返答した。
お父さんは納得できない顔をして、「貯金があるよね?1年以上仕事がなくても平気じゃない?」って言った。
全然、平気じゃないよお父さん。
お父さんって、私が結婚前からずっとこんな感じですね。
お父さんの実家は、感性が豊かで、読書、映画などが好きで、自由に生きてきた人が多いです。
結局、そんな感性が豊かな人たちは、借金まみれで、自由に生きていない人たちの協力が必要になってしまいました。
それを見たお父さんは矛盾しています。
その家族の中に、借金まみれで人に迷惑をかけている人たちは、みんな読書好きだから、お父さんに「出版翻訳者になりたい」って言った時に、お父さんはすごく心配しそうな顔をして、「そんな人になってほしくないから、やめて。まともな仕事を選んで。」って言いました。
ちなみに、その借金まみれの読書好きたちは、みんな出版関係者ではないですよ。
でも、感性が豊かな業界に入っても、お金を必死に求めている娘を見て、また「自由に生きてほしい」「そんなにお金のために頑張らないでほしい」って心配しますね。
お母さんの実家は、男女問わず、キャリアアップのために頑張っている人が多いですから、お父さんの心配を見ていつも「意味がわからない」という顔をしています。
娘が仕事のストレスで不妊したから、仕事が多いのは良くないと主張していても、自由に生きてほしいわけではありません。
「まずは仕事量を減らして、子供を産んでから、また仕事を頑張りなさい!」という感じですね。
私から見ては、お父さんとお母さんは相性が全然良くないのです。
でも、娘としては、お父さんの感性のおかげで、出版業界に向くセンスを磨くことができて、お母さんの理性のおかげで、出版翻訳者として食べていくのは無理だと言われている時代で、普通に食べてきたことができますね。
だから、素晴らしい凹凸夫婦とは言えますよね。
まぁ、
私の不妊に対しては全然凹凸じゃないけどね。
「仕事量を減らしなさい!」
いやです。