昨日のツーリングは台南から北へ行って、嘉義を通して、雲林に到着したのですが、昼ご飯は、台南と嘉義の境にある北門区で食べました。
北門区は海に近いので、海鮮や水産が有名で、もちろんサバヒー料理を食べますね。
北門嶼というレストランで二人前のコースを頼みました。
カリカリに焼いたサバヒー(乾煎虱目魚)。
二人前のコースで提供したのは、甘露煮のサバヒーですが、カリカリに焼いたサバヒーが好きなので、店に調整してもらいました。
ちなみに、台湾ではレストランでも商店でも、コースやプランの内容を調整したいなら、遠慮なく相談してもいいですよ。
都市なら断れる時はありますが、台湾人自身は普通に聞いているので、断れるのも恥ずかしいことではありません。
田舎なら、大体OK。
そして、ご飯2杯、スープ2杯と大根干しを入れた台湾式卵焼き(菜脯蛋)。
スープは西瓜綿というスイカの漬物を入れた料理。
台南特有の料理で、台南にきて初めて食べた台湾人が多いですよ。
私は台南に来る前には全然こういう料理の存在を知りませんでした。
酸っぱいスープですから、夏向き料理です。
ちなみに、スープには白い肉団子がありますが、豚肉で作った「貢丸」とは違って、魚肉で作った「魚丸」ですよ。
基本的には、貢丸=灰色、魚丸=白色
そして、子供の頃から大好きな大根干しを入れた台湾式卵焼き(菜脯蛋)ですね。
卵はしっとりで調味なし、大根干しはカリカリでしょっぱい。
とてもとてもとてもおいしいですから、おすすめします!
次は、骨なし鶏モモ肉(去骨炸雞腿)。
彰化、台中、高雄、台北で暮らしたことがある私の経験によっては、どこでもおいしい揚げた鶏モモ肉(炸雞腿)とまずい揚げた鶏モモ肉がありますが、台南では基本的にはみんな上手なので、行ったことがないレストランで何を注文するかわからない時には、揚げた鶏モモ肉を注文すれば絶対に失敗しないと断言できます。
キャベツの炒め物で、普通においしかったです。
最後は、紅茶2杯。
これで800台湾ドルで、注文した時に値段が高いと思いましたが、実際に食べてみたら......「うん!その価値をしっかり持っています!」って大満足。
そして、店の雰囲気もよかったですよ。
古い倉庫から改築したレストランなので、伝統的な屋根をもっています。
きれいな景色が見える席がありますが、大人気なので、12時半に到着した時には満席で、景色が見えない席を座ったのです。
北門嶼
台南市北門區1鄰3號之5