最近は寝る時間もあまりないほど、仕事を頑張っていますが、中国の挑発の報道を見れば、「もし朝目覚めると戦争が始まっていたら、仕事を頑張っているのはただ時間の無駄になるよね」って思いました。
でも、子どもの頃から、台湾は普通に活動していても、「侮辱だよ!挑発だよ!戦争で滅ぼすよ!」ってよく言われてきたので、いちいち反応したら人生の無駄になるので、無視することに決めました。
ほとんどの台湾人はこんな風に思っていると思いますね。
ペロシさんの登場の生放送を楽しく見てからの深夜、LINEで「明日は戦争になるかもしれないので、今夜はとりあえずゆっくり休みましょう」って家族や友達とお互いにお休みの挨拶をしました。
ちなみに、仕事で中国人の1人や2人の知り合いを持っている台湾人が少なくないので、ペロシさんの登場を待っている時に、中国の方と「台湾は大丈夫?」「米国のお婆ちゃんが訪れることだけで攻撃することはないと思うね」って話し合う人もいました。
台湾側は最高レベルの女神の「王母娘娘」という呼び方でペロシさんを「南西(ナンシー・ペロシの「ナンシー」)王母娘娘」と呼んでいますが、向こう(フレンドリー側)は「老太太(お婆ちゃん)」と呼んでいるらしいです。
こんなやりとりを見ると、本気で中国の一般人が嫌いになれないので、たまにはこんな台湾人こそ、正真正銘の平和バカでは?と思いますね。
そういえば、もし本当に戦争になったら、台湾人はペロシさんのせいにするのかなぁ?
半分半分でしょう?
ペロシさんが来なければよかったのにと思う人も必ずいますが、せめて私と周りの人たちは、本当に戦争になるなら、ペロシさんが来なくてもほかの理由で戦争になるから、悪いのはペロシさんではなく、侵攻してくる国だよと思います。
「ペロシって、米国の選挙のためにきたのよ。本当に戦争が起こると、助けにこないよ!」と主張している人もいますが、自力で頑張るくらいの覚悟を、みんな持っていると思いますよ。
だって、国レベルで台湾を守るって言ってくれるのは、この二年間のことですね。
その前には、台湾は盟友を持っていることを誰でも信じていなかったので、最初から自力で頑張るつもりです。
ということで、言葉だけでも応援してくれる国があれば嬉しいです。
中国は広くてたくさんの国と隣接していて、ほとんどの国とはトラブルをもっているから、最初は戦争が起こるとその足を引っ張って、他の国が自分の欲しかった土地を中国から奪う時間を稼ぐと何とかなるつもりでしたが......
今は、頑張って盟友たちと結束が強い関係を築いて、簡単に占領できない国になると犠牲者がいなくても平和を保有することが視野に入りました。
そのほうが、日本人も中国人も台湾人も私たち一般人にとって、最善な策でしょう?
どんな国の国民でも、国ではなく、自分の人生のために頑張りたいでしょう?
では、遅かったかもしれませんが、台湾有事=日本有事と言ってくれた安倍様、心からありがとうございます。
そして、明日も平和でありますように。