台南での午後プチ旅行②台南神社休憩所、択賢堂、現地住民の食事エリア
写真の右にあるのは、台湾文学館ですが、ここで注目したいのは左にある建物です。
そこは台南合同庁舎(1930年の日本統治時代に完成)でしたが、今は消防署と消防博物館です。
遠くから見ては、観光案内所もありそうです。
でも、今回狙ったのは右にある台湾文学館ですから、消防博物館の紹介はまた今度ね。
ちなみに、写真を撮るのは忘れましたが、この道の先には道しるべの矢印のように、ロータリー交差点があります。
台湾はロータリー交差点が珍しいですが、台南は多いですから、引っ越してきたばかりの台湾人にとってはちょっと複雑です。
一部のロータリー交差点は、車が直進、バイク&自転車は環状部分に沿って進むべきです。
さらに、こういう場合には、車とバイクが違う信号を利用しているので、自転車やバイクを利用する人はロータリー交差点の前に少しスピードを落として、ほかのバイクの進行を見てみたほうが安心。
そして、このロータリー交差点の中心には小さな公園があります。
その公園は台南での午後プチ旅行①台南司法博物館(上)で紹介した湯徳章先生が処刑された場所ですから、湯徳章記念公園と言います。
そのロータリー交差点の車が多いし、台湾文学館の前から見えるし、実際に湯徳章記念公園に入る人が少ないと思いますね。
では、いよいよ狙った台湾文学館ですね。
1916年に完成した台湾文学館は、もともとは台南州庁で、ここまで紹介した台南司法博物館、台湾土地銀行、消防博物館などとは同じく、日本統治時代に建てた行政機関だったので、日本の方にとって、ここで見えるのは「台湾の歴史」だけではなく、「私たちが共有している歴史」だと思います。
でも、性質が似ているので、一秒でも大事にしたい海外旅行なら、台南司法博物館と台湾文学館のどちらかを選べばいいと思います。
台南司法博物館のほうが非日常なので、こちらをおすすめしますが、17時に閉館しますから、17時に過ぎたら、もちろん18時に閉館する台湾文学館を選びますね。
台湾文学館の後ろには、雰囲気がまったく違う施設がありますが、文化資産研究センターです。
ここのドアから出て振り返ると、外見は普通の公的機関なので、がっかりしました。
でも、実はこの建物は台湾文学館のような外壁に隠されているので、このあたりの景色と一体となっています。
そして、文化資産研究センターから出ると、どんな景色が目に入りますか?
はい。
台南美術館の一館です~
そして、右側は.........
そうですね。孔廟です。
つまり、台南での午後プチ旅行②台南神社休憩所、択賢堂、現地住民の食事エリアで紹介した友愛街の近くに戻りました。
では、ここまでの道筋をまとめてみますね。
15時40分に台南司法博物館から出て、この友愛街に戻ったのは16時でした。
こんなにたくさんのスポットを見ましたが、時間があまりかかりませんでしたね。