台湾南部に侵入したインド型変異株デルタ?(修正あり)の続きですが、屏東の9人感染者の中に6人はインド型変異株デルタだと判明しました。
そして、今日は感染者が3人増えました。
その3人はタクシー運転手の妻、母親と母親の介護者。
ここまでは、基本的には「インド型変異株デルタのクラスター感染事件(発生地は枋山なので、以下は枋山事件)」とは言えますね。
この枋山事件の枋山は屏東市と墾丁の間にある田舎です。
感染者は隣の楓港に立ち寄ったことがありますから、警戒範囲は枋山&楓港で、高齢者の住民が多いです。
この二日間は、自治体は地方の有力者と連携して、住民たちに検査を受けさせて、全員陰性ですが、発症してないのでまだ陽性になってない可能性もありますから、警戒が必要です。
マスコミは枋山事件がロックダウン(レベル4)になったと報道しましたが、実は出入りはOKですが、有力者たちが住民たちに大変さを説明して理解を得て協力してもらう感じです。
そして、自治体はこの辺りのスーパーなどを三日間閉鎖する代わりに、トイレットペーパー、お菓子、缶詰め、お粥、インスタントラーメン、白米などを提供しました。
さらに、自治体はすでに枋山の辺りに「前進指揮所」という拠点を設立して、状況によって対応を調整します。
屏東県自身の対策はほぼ台湾南部に侵入したインド型変異株デルタ?(修正あり)のようでしたが、高雄と近いし、ペルーから帰国した感染者は高雄の小港空港から入国した可能性も高いです(公表してないので、私にとって可能性ですが、県市長たちはもちろん状況を把握しました。)
だから、高雄市の鳳山、小港など屏東県と隣接しているエリアも(医療機関の)警戒レベルを引き上げました。
高雄市の市長によると、
インド型変異株デルタの症状はイギリス変異株とはちょっと違うそうです。
だから、特に南部にいる人や周りの人は南部へ行った人なら、頭の痛み、喉の痛み&鼻水などの症状があれば、1922あるいは住所の近くの「衛生所」に電話で相談したほうがいいですよ。
そして、台湾の南部首都とは言える高雄はすでに指揮センター&屏東県と連絡して、医療や物資などの需要を調査して支援を整えていますから、警戒が必要ですが、レベル4に引き上げる可能性が低いと思います。
では、北部、中部、東部で頑張っているみなさん、私たち南部も頑張りますから!コロナに負けないでくださいね!