6/14から10日間になって、毎日の国内感染者はまだ3桁ですが、もうちょっと頑張れば端午節のピンチが解除できますね。
でも、最近のニュースを見ると..........絶望ですね。
理由は台北市の市長です。
台北市の市長は今の蔡総統に抜擢されて政治素人から市長になったんですが、与党のある派閥が蔡総統が嫌いですから、二回目の市長選挙で必死に蔡総統側の台北市市長を中傷していました。
中傷がひどすぎたので、その時のわが夫婦は台北市の市長を応援していました。
結局、市長は守ってくれなかった蔡総統を恨みすぎて、親中派になって、去年も指揮センターをすごく非難して、私にとって台湾のリスクを高める言動がたくさん出ましたから、わが夫婦は台北市の市長が嫌いになりました。
以上は前置きでしたね。
今回のピンチで、台北市の市長は大人しく頑張っていそうで、私はもう一度信じてもいいかもって思いましたが、最近のいろいろなスキャンダルでやっぱり台北市市長v.s与党の戦争が台北の対策に影響した気がして、たまには絶望を感じます。
基本的には、与党の指揮センターのアドバイスが来ると、市長はそのまま聞くのが嫌で私ならではのやり方で対応するって拒否して、そして、混乱してから指揮センターのアドバイスを半分くらい採用して、また混乱、また1/3のアドバイスを採用..........
昨日レベル3が7/12に延長する理由は?で話した北農もそうですね。
すべてのスタッフに検査を受けさせることだけでも、複雑になってしまいました。
指揮センターは現場の視察が終わってから、1時間に結果が出たPCR検査技術があるので抗原ではなく、PCRで検査してくださいってアドバイスしました。
(PCR検査&抗原検査の違い→台湾がよく指摘されている対策②抗原検査とインペイ?)
結局、市長の部下は「部長は変なことを言わないでください。いつもPCR✙抗原をしていますよ。」って言った同時に、北農から「抗原だけですよ」という情報が出ました。
その後、副市長は「流れで今は抗原だけでいいです」って言いました。(指揮センターのアドバイスから副市長の発言までは半日間くらいですね。)
指揮センターは「じゃぁ、抗原✙PCR検査を一緒にしてくださいね。」っていろいろ交渉して、市長はようやくPCR検査の可能性を検討するって言いましたが..........今日は抗原の陽性結果をもって北農市場へ入ろうとする人がいました。
アップル日報の記者はちょうど現場にいたので、「陽性結果を見てから、市場の人たちがビックリして入らせませんでしたが、上からはこんな状況についての指示がないのでそのまま行かれました。」って報道しました。(獨家有片|工人持「快篩陽」證明闖北農 嚇傻警察放他消失下雨街頭)
ちなみに、普通なら抗原の陽性結果が出た時には、すぐにPCR検査を受けさせます。そして、PCR検査の結果が出る前には隔離。
管理の混乱さに絶望しましたが、よく考えてみたら、まだ希望がありますね。
この前には、新北市も行動履歴を公表しないことで他の県市にとって迷惑でしたが、北農事件で「新北市の感染者は台北市のクラスター感染で感染された人が多そうです」ということに気を付いてから、公表し始めました。
そして、今日の54人の中に、9人は北農のスタッフ、4人は他の台北市市場のスタッフ。
元々も行動履歴が意味ないって言っていた新北市もこれから責任を押し付けられないように必死に追跡すると思いますから、逆にコロナゼロという目標に近づいているかもしれませんね。
肝心な台北市なら..........政治から生じた問題は政治に任せます。
台北市の議員たちもやさしい人ではありませんから、今はコロナ収束のヒーローになりたくてみんな必死に台北市の資料を検査していると思います。
台北市の市長も狙われたから必死に頑張ってくれるといいですが..........
問題が発生する度には絶望を感じてしまいますが、問題があるのにわからないまま普通の日常に戻るより安心ですよ。