この前に旦那と一緒にスーパーへ買い物に行った時に、旦那はちまきを作るための材料を買いました。
私にとって、ちまきというのは、端午節になると自然と誰かが送ってくれるものなので、自分でちまきを作ることを一度も考えたことがありませんが、今年は自粛なのでちまきが食べられなくなりましたね。
だから、旦那は自分で作るって言いました。
そして昨日の朝9時くらいに、旦那は1人で起きて準備しはじめました。
私はちまきの作り方がまったくわかりませんから、安心に寝て、10時半くらいに起きると、ちょうど事前準備が終わったごろです。
洗ったちまきの葉
ちまきを縛る紐
もち米
豚肉
クルミ
キノコ
桜えび&揚げたエシャロット
普通は別々に炒めますが、旦那は全部で一緒に炒めました。↓↓↓
いい匂いがしてすぐに食べたくなってしまいましたから、じっと見ていました。
「食べていいよ」って旦那がやさしく言ってくれた時には、本当に懐かしかったです。
子供の頃には、キッチンでお母さんのお手伝いをしていた時には、大好物があれば、お母さんも「食べていいよ」ってやさしく言ってくれるので、いつもキッチンでたくさん食べていました。
そして、もち米も炒めたら、ようやくもっとも難しいステップに入りました。
ちまきを包むこと。
私の手が不器用なので、二つ頑張りましたが、全滅。
さっと炒めたもち米はまだ粘りが出ていないので、葉をコップ状にして、もち米、具材を入れてから縛りたい時にはどうしても変形してしまいましたから、撤退しました。
旦那も作ったことがないのに、しっかり包みました。
そして、在台日本人なら聞いたことがあると思いますが、「北部粽」v.s「南部粽」の戦争。
「北部粽」は具材などを全てしっかり調理してから、葉で包むタイプなので、中南部人に「葉で包む米糕(台湾語のビー・ゴー、チャーハンに似ている料理)」と言われています。
「南部粽」なら、「具材をさっと調理して葉で包んで
水で2時間くらい茹でる」ですから、作り方は「北部粽」より難しくて、葉の匂いもしっかり具材に染みこむので、「南部粽」のほうが美味しいと主張する人が多いですが、私は「北部粽」を食べたことがないのでわかりません。
でも愛ちゃん事件に巻き込まれた在台日本人の記事のように、こういう北部v.s南部の戦争ではもちろん、南軍として「南部粽」を擁護しますね。
普通は端午節になると、この「北部粽」v.s「南部粽」の戦争が激しくなりますが、今年は違います。
「北部粽は美味しいですよ」ってやさしく言う中南部人が多くなりました。
もちろん、本音は、
「北部粽も美味しいから、南部粽のために帰省しないで!」です。
では、旦那の南部粽はどうでしょう?
ちょっと柔らかすぎたので、旦那はがっかりしましたが、冷蔵庫から出して加熱しなくても美味しかったので、逆に暑い夏に似合うと思いますね。
では、端午節快楽!Happy Dragon Boat Festival!