6/3、台湾の国内感染者364人、追加修正219人。
6/2の台湾コロナ状況は、微妙で自分なりの判断基準は一週間内に国内感染者400人未満、追加修正200人くらいならまだ平気だと言いましたが、
指揮センターは、新しいピークが来そうだって言いましたから、この素人の予測法はもういらない気がしました。
とにかく、
この夏は巣籠りで美白しましょう!
ずっと日本人も諦めず一緒に頑張りましょう!って言っていますから、こんなところで負ける訳にはいきませんね。
では、台湾の現状はどうでしょう?
6/2の台湾コロナ状況は、微妙で説明したように、
新北市
北部から中南部へ逃げた人たち
は肝心な要素です。
台湾は小さい島ですから、台北市と新北市がしっかり収束しないと、中南部もいつか拡大してしまいます。
台北市の市長は元医者で、親中者で指揮センターをめちゃくちゃ非難していたので大嫌いですが、今回の事件では自分の仕事をちゃんとしている姿勢を表して、信頼できると思います。
新北市の市長は元警察官で親中者ですが、日頃は政治的な理由でケンカせずしっかり仕事をする姿勢を見せていたので嫌いではありませんでしたが、今回の事件では意外と評判が悪いです。
評判が悪くなった理由は二つ、
対策を出すスピードが遅いです
最初からロックダウンを口にしていたので、新北市の市民はロックダウンが怖いって必死に買いだめをしたり、中南部へ逃げたり、逆に拡大に繋がりました。
ネットで拝見した理由で、本当かどうか実はわかりません。
でも、ネットの情報から見ると、個人的には新北市の市長の対応は台南市の市長と似ている気がします。
大概な対策(お持ち帰りOnly、マスクを着用しないと罰金などどの県市でも実施している対策)はありますが、細かい対策(前もって医療現場の資源を見直し、エリアごとに相応しい対策を実施など)がありません。
この程度の対応は、台南のように1桁の感染者数だけなら、まだいいですが、新北市のような毎日3桁の状況では足りないと思います。
新北市のような毎日3桁の状況は、医療現場の調達についてよく知っているプロたちが必要です。
台北市市長、高雄市市長、あるいは、指揮センター。
でも、台北市市長は自分の仕事でいっぱいで、高雄市市長はなおさら無理。
指揮センターは与党として、野党の市長の仕事に直接に手を出すと、肩身がすごく狭くなると思いますから、どちらでも無理です。
地元の彰化県の県長も医療現場の調達について全く素人ですが、たくさんのピンチを乗り越えました(今でもピンチ続出ですが........)。
理由は、コロナについてすべてプロである衛生局の局長に任せたからです。
この素人は邪魔しない姿勢は好評を博しました。
与党支持者である私も、野党の彰化県県長には感謝します。
でも、新北市の市長は彰化県の県長のやり方を見習いたくても、有能な衛生局局長が必要ですね。
新北市の衛生局局長は存在感が薄いので、新北市の市長は任せたいけど任せるほどの能力を持っていないか、あるいは市長はその意見を聞いてくれないかについて、判断材料が足りません。
だから、ここでは政治家たちの「闇の相談」に任せたいです。
違う政党に所属している政治家たちは、マスコミの前にはケンカしていても、裏では仲がいい話がよくありますよね?
だから、与党と野党は闇の相談でしっかり対策を作ってほしいです。
例の国にとって、厄介な台派がいるからこそ、親中派は利用価値を持っているから、もし台湾はすぐに呑み込まれるほど衰弱すると、親中派もいりません。(親中派より、正真正銘の中派のほうがいいでしょ?)
与党も、親中派がいないと、国民たちはもっと厳しい目で政府を監督する現実を知っていると思いますから........
そろそろ、闇の相談で矛盾を解消すべきな時期が来たでしょ?
台湾の政治環境についての認識は、ニュースやネットからきたものばかりですが、自分はコロナを解決するための闇の交渉は進んでいると信じています。
今回で失敗した県市長は、次回の総統の立候補のチャンスを失いますから、県市長たちにとって敵対陣営と連携しても絶対に成功したい現状です。
だから、今回だけは、県市長たちは表でケンカしながら、裏で必死に協力し合っていると信じています。