5/29の台湾は、国内感染者320人、追加修正166人。
毎日3、400人くらいの追加修正より少ないですが、5/23の追加修正も170人で、その後はまた人数が上がりましたから、今日の追加修正人数=資料渋滞が改善したことではありません。
しばらく、様子をみないとわかりませんね。
では、日本のご厚意についてのことですが、まずは台湾人として、お詫びしたいと思いますが、
申し訳ございません!
蔡総統も指揮センターも、日本の支援意向に感謝と歓迎を表しましたから、どうしてお詫びしたいですか?
理由は、
与党はまだ素直に喜びと感謝をアピールすることができません。
親中派は喜びません。
指揮センターの陳部長が日本に失礼な発言?という報道があります。
では、どういうことでしょうか?
与党はまだ素直に喜びと感謝をアピールすることができません。
ワクチンだけではなく、台湾は他の国との友情はいつも謎の力で破談になってしまうので、海外からのご支援は、そのご支援を運んでくれる飛行機が出発する前には、トップシークレット扱い。
マスコミに聞かれても、曖昧な返事や無視で対応します。
報道があっても、存在感が薄いですから、今台湾国内では日本のご支援を知っている人がまだ少ないです。
親中派は喜びません。
例の国は台湾にワクチンを支援したいと公表した時には、「どうして受けない?」「どうして買わない?」「国民を殺す気か?」って怒った人たちは、日本のご支援を見たら、黙りました。
代わりに、
「○○企業は国民のためにワクチンを購入する」、「✕✕宗教はワクチンを購入して台湾に寄付」という報道をアピールし始めました。
どちらでも、「購入する意向」を表しましたが、世界中の状況を見ればわかります。
この時期は「注文するだけなら簡単。問題は、いつ来る?」です。
だから、「これから注文する」より、今の台湾をすぐに助けてくれるのは、「すでにワクチンを持っている日本」だけ。
なのに、いきなり親中組織たちが「私も買う」「私も寄付する」ってみんな声をあげて、「ワクチンを手に入れるのは簡単。日本のご支援は大したことではない。ただ与党が買いたくないだけ」というイメージを作りたいでしょ?(でも、実は日本のご支援を成立させようとしたいから、一緒にその存在感を薄くすることを協力しているかもしれない?って信じたいですが........信じていいかなぁ)
その作戦には嫌いですが、日本のおかげで、「一方的にあのワクチンを押し付けてはだめ」だとそちらが気づいて、ようやく他の選択肢を選んだので、全体的には台湾国民にとってはいいことです。
だから、日本は「日本から台湾へワクチンを一部提供することを検討中」という意向を発表したのは、ワクチン自体だけではなく、その同時に台湾国民の選択肢を広げてくれました。
「台湾を助けるのは、あの国だけではなく」ということを発信してくれたおかげで、親中派もやり方を変えて対応しないとだめですね。
日本は、支援してくれる姿勢を見せるだけで、台湾国民を実際に助けることが可能ですから、ワクチンの件はまだ結果が出ていませんが、ここでは、
日本のみなさんはすでに力になってくれましたよって伝えたいです。
心からありがとうございます!
指揮センターの陳部長が日本に失礼な発言?という報道があります
野党派のマスコミは「傳日本將供AZ疫苗給台灣 陳時中:來要早、晚就沒意思」という報道がありました。
「陳部長は日本のワクチンって、来るなら早く。遅くなったら意味ない」という意味ですから、びっくりしました。
おいおい!失礼すぎるでしょ?
ワクチン関係の流れの複雑さについて、ご自身が一番わかっているでしょ?
でも、陳部長はあの国以外のすべての人にはひどいことを言わないタイプですから、やっぱりおかしいと思って、記者会見をもう一度見ました。
結局、↓↓の1時間3分の頃、
実は、の理由で、部長は「日本のワクチン」についての質問を一度無視しましたから、今回は二度目の質問なので、無視してはだめになりました。
だから、部長はとてもシンプルな返答。
「我們有看到各類的訊息,不過相關訊息還是以日本發布的為準。(たくさんの関係情報を見ましたが、実際の状況は日本の発表に準じます)」
しばらく間隔を置いてから、
「那我們當然希望,如果有相關這些要進來的話,要早啦,再晚就沒意思了。(もちろん、もしこのようなワクチンがあれば、早く連絡してほしいです。遅くなったら意味がありませんから。)」
部長........誤解されやすい表現をやめてくださいよ!
ここでは、説明させていただきます。
の理由で、部長は「たくさんの関連情報を見ましたが、実際の状況は日本の発表に準じます。」で「ノーコメント」という返答をしてから、もうこの話題を終わりにしました。
そして、最近は「買いたいのに、指揮センターに無視された」ってすこく非難された部長は、何回も「ワクチンはワクチンの輸入規制がありますから、法令によって申し込んでください!」って要請しましたが、実際に申し込む人が少ない(いない?)ので、ちょっと苛立って、そういう人に「もちろん、このようなワクチンがあれば、早く連絡してほしいです。遅くなったら意味がありませんから。」って伝えたと思います。
理由は、
「如果有相關這些要進來的話(もしこのようなワクチンがあれば)」
日本は「モデル」、この「モデル」を基準として、「他の人」に伝えたい感じ。
普通に部長の人柄を信じているだけ。
でも、政治家として、支援を出してくれる友好国についての発言はもっと慎重してほしいと思いますから、ここでは部長の代わりに日本にお詫びしたいです。
申し訳ございません!
この2020年の下旬に母親を失っても、毎日の朝に立法院で「あなたは銃殺刑を受けるべき!」と言われるほど叱られて、午後は記者会見で報告して、夜からは翌日の報告と対策を準備しているおじさんを許してお願いしたいです。
国民として、部長の代わりにもう一度!
本当に申し訳ございません!
そして、力になってくれて心からありがとうございます!