台湾の列車脱線事故を心配して、応援してくれてありがとうございます。
ここではちょっとニュースの情報によって今までの状況をまとめて報告しようと思います。
今回の太魯閣号は、矢印のように新北市から花蓮県より南にある台東へ向かっていて、マークのところで衝突して脱線しました。
ご覧のように右手の台湾東部は濃い緑に覆われていて、そこは高い山ばかりでとても不便なところです。
上記の地図をみればわかると思いますが、東部への道路はごく少なくて、事故現場と繋がっている道はさらに少ないですね。
そして、今回の事故は
赤い線で囲まれた所にあるトンネル入口で、上の坂に駐車していた工事用車(鉄道関連の工事、発注先の車)がなぜか滑り落ちて、列車の一番前と衝突しました。
列車は衝突で脱線したままにトンネルに突入して、一部は壁に削られました。
(引用先:太魯閣出軌「車頭」照片曝光! 高速撞工程車削剩一半)
救援隊の災害現場管制板によると、現場の状況は↓↓のような感じです。
(図:自分で描いた 情報の引用先:太魯閣號事故原因初判 工程車未拉手煞滑落撞第8節車廂)
だから、救援の難点はトンネルだけではなく、太平洋に面する山の断崖絶壁なので、救援隊と大きい機材の進駐もかなり難しいでしょう?
でも、脱線して太平洋に落ちると、犠牲者の人数は今よりはるかに多くなります.........
この8両編成した列車は350人の乗客がいて、1~4両目は全員最初に救出しましたが、5~8両目は厳しい状況になっています。
今の状況は
犠牲者:41人(台鉄の列車で新城駅まで送って、そこから葬儀場へ送ります)
台湾時間の午後15:54に48人になりました
病院へ送った人数:66人(門諾医院8人、部立花蓮医院9人、花蓮慈濟医院28人、国軍花蓮総医院12人、蘇澳栄民医院5人、羅東博愛医院3人)
台湾時間の午後15:54に118人になりました
未救出者:2人(人数総計が350人未満なので、ここはちょっと疑問がありますが.........)
引用先:交通部臺灣鐵路管理局 TRA
13時半に、列車長がまた200人くらいの人が救出されていない情報がありましたが、列車長は列車の状況をもっともわかっている人で、彼の情報によって、この列車はほぼ満員なので、374人近くの乗客がいるそうですから、未救出者は2人以上かもしれません。
台湾時間16:50更新
閉じ込められた人は全員救出されました
台湾時間17:50更新
全員救出というのは、心肺停止してない人はすべて救出しました。
車両の中には、まだ人がいて、そして人数がまだわからないそうです。
以上は、今までの事故のまとめでした。
台湾人として、みなさんの応援を誠にありがとうございます。
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