台湾人恋人ができたら、気をつけたい菜食主義 | 台南在住日記とか

台南在住日記とか

Made in Taiwan, Live in Taiwan.

 

 恋愛中に常にセンサーをつけている台湾人女性には、台湾人女性は長い時間で相手とは似合うか判断することを紹介しましたが、これからは「外国人」の目線からいくつか気をつけたいところを語りたいです。

 

 でも、そういう人が悪いから気をつけたいではなく、単なる結婚後の障壁がより高いので、知っておいて、深く考えたり、話したりしたほうが無難だと思います。

 

 今日は語りたいのは菜食主義

 

 ベジタリアンとも呼ばれている菜食主義は、台湾では「吃素(ツー・スー)と言います。

 

 近年は地球を守るために菜食主義になった人もいて、私のように野菜が好きで特に肉を求めていない人もいますが、台湾でもっとも多いのは宗教の理由で菜食主義者になった人です。

 

 台湾の仏教、一貫道などの信者は動物を殺しない理由で菜食主義を守ります。

 

 そして、菜食主義は主に

 1肉や海鮮のある料理から野菜を選んで食べるタイプ

 2食べる料理は豚骨スープなども厳禁、肉も海鮮も接触してはいけないタイプ

 3ミルクや卵など動物からきたものも食べないタイプ

 4韮、葱、ニンニクなど香味野菜も食べないタイプ(「食欲を刺激する=罪悪」のようです)

 51~4がすべて含むタイプ

 などがありますね。

 

 菜食主義の恋人ができたら、料理を作るのに制限が多くてストレスになるから、恋人が菜食主義者ではないなら安心でしょう?

 

 違いますよ真顔

 

 恋人の両親、家族は菜食主義だったら、同じく要注意です。

 

 非菜食主義者を尊重するかどうか気をつけたいです。

 

 まず影響するのは結婚式の食事です。

 

 パートナーの家族は菜食主義だったら、結婚式の会場は菜食主義を守るレストランを選びますから、会場の選択肢がとても少ないです。

 

 そして、台湾人と国際結婚したら、台湾も日本も別々に披露宴などを行う人が多いと思いますが、もし相手の家族は非菜食主義者を尊重しない人だったら、日本の結婚式も菜食主義を守るべきだと主張します

 

 「郷に入っては郷に従え」どころか、郷に従ってもらいますね。えーん

 

 じゃぁ、順調に結婚したら大丈夫でしょう?

 

 それも違います真顔

 

 宗教では動物を殺して食べることを「業障(イェー・ザン、修行の妨げとなる罪悪)と呼んで、「業障」は不幸を呼ぶと信じますね。

 

 だから、病気、うまくいってない時などには、「菜食主義」を勧誘されます

 

 それもまだいいと思いますが、

 

 もっとも厄介なのは、赤ちゃんも幼児も肉食動物であるペットも、菜食主義を守るべきだと主張する人です。

 

 バランスいい栄養を摂取するのが格別に大事な幼児に肉、海鮮、卵を食べさせないのは、一般人としては理不尽ですが、気を付けば野菜主義でも栄養をしっかり摂取できると主張する医者さんもいますね。

 

 そして、一貫道という宗教は、家族で一緒に信仰するタイプなので、赤ちゃんも幼児も野菜主義を守らせる家庭が少なくなくて、野菜主義で成長した人もたくさんいるそうです。

 

 友達の中にも一貫道家庭出身の人がいて、実家では野菜主義を守りますが、家から出ると自由に食べるタイプです(その両親は外での食事を干渉しません)

 

 友達の恋人も同じ家庭出身の人なので、もちろんこのような食事文化を拒否しませんが、二人とも実家へ戻る前にすごく肉料理を食べておくそうです。ゲラゲラ

 

 日本はこういう文化があるかどうかわかりませんが、とにかく、結婚する前にパートナーがそういう家庭であるかどうか?自分はどこまでOKか?知っておくともっと幸せになれると思います。お願い

 

 ちなみに、一貫道は家族で一緒に信仰した方が、修行がうまくいくと信じているそうですから、結婚後の付き合いは普通の台湾人家庭より複雑で面倒くさいですよ

 

 ここでは批判するつもりはありませんね。

 

 でも、パートナーやパートナーの家族には一貫道の信者がいると、それについて語り合ったほうがおすすめ。お願い