今日は、台湾の大晦日で、頑張って準備したおせち料理を紹介しようと思いましたが、その前に、まず言いたいのは、義家族のことです。
おせち料理でケンカした我が夫婦の記事には、「仕出し料理の注文を担当した叔父さんが注文しなかった義父が義母におせち料理をつくれって言った
義母が大変だから、自分も何品のおせち料理を準備してあげよう」と言いましたよね。
午後は、呆れた真実をようやくわかりました。
先週のある日、義理の従弟(注文を担当した叔父さんの息子)がLINEのグループで「大晦日には夜勤があるので、みんなは何時から食べる?」って聞かれましたから、「こちらはどの時間でもいいので、オーダーした料理の時間とご都合に合わせばいい。」って返事しました。
翌日、「お父さんは注文してないって。お兄ちゃんの実家で食べるらしい。」って従弟が言ったので、旦那に「義父母に状況を聞いてみて。」って促したら、「お母さんは仕出し料理を買いたいけど、お父さんは自分で作れって」という結果になったので、今の状況になりましたが。
今日の午後のお祭りに、叔父さんに「夜は何時に来ますか?」って聞いたら、
「うん?行かないよ。」
「えっ?!」私だけではなく、義家族も驚きました。
「嫁の実家に戻るよ。」
「えっ?!」
そして、私と義家族だけではなく、叔父さんの息子も驚きました。
いろいろと聞いてみたら、なるほど。
最初、従弟が「お父さん、おせち料理はどうする?」って聞いた時に、叔父さんは「(お母さんの実家に戻るから)注文してない。」って返事しました。
従弟は夜勤で一緒に戻れないので、従弟に教えなかったらしいです。
「じゃぁ、大晦日の夕食はどうしよう?」
「(お前だけ)伯父さん(義父)と一緒に食べれば?」
「そうなんだ!(みんなで伯父さんの家で食べるね。)」
「お兄ちゃんの実家で食べるらしいので、マクドナルドを食べよう!」って従弟が楽しく伝えてきました。
大晦日にマクドナルドを食べるわけないでしょ?って義家族は慌てて動きましたが、すべては誤解です。
「どうして叔父さんは息子さんに叔母さんの実家に戻ることを教えませんか?」って叔父さんに聞きました。
「でへへ。」叔父さんは照れそうな顔になりました。
「毎日一緒に仕事しているのに、どうして叔父さんに確認しませんか?」って義父に聞きました。
「でへへ。」義父も照れそうな顔になりました。
「じゃぁ、Sineadが作ってくれた料理でいいね。」って義母も照れそうな顔になりました。
うん..............
とても義家族らしいです。
私は呆れたけど、慣れました。
こういうのが初めてではありませんから。
まぁ、そのおかげで、自分の好みに合うおせち料理が楽しめました。
豆腐あんかけスープに義母が作ってくれたエビを入れました。
調理したあんかけスープに追加したので、生臭みがなくてちょうどよかった旨味でした。
10人前ではちょっと足りない牛すじは人数が減ったので、大満足に食べました。
ルーローというのは脂身がポイントですが、義家族は脂身に苦手なので、あまり食べていませんが、宗教の事情で牛肉を食べてはいけない従弟にとってちょうどいい料理でした。
ちなみに、台湾では農業社会にとって牛が大事な仲間なので食べてはいけないとか、宗教的には牛肉を食べると不運になるとか、牛を食べない人がたくさんいますから、料理を準備する時には要注意ですね。
人数分の滷蛋(ルーローと一緒に煮た卵)を準備しましたが、嫌な予感をしますから、5つだけ提供しましたが......
やっぱりね、自分の勘を信じてよかったです。
旦那もたぶん何か予感がしたでしょ?
米糕もおよそ5人前でした。
キノコ料理の量が多めですが、ちょっと辛いので、酒のおつまみには最適だと思います。
以上は私のおせち料理でした。
義母は豚の腸などでスープを作りました。
濃厚に見えますが、ちょっと四神湯(スープ)のようなさわやかな味でした。
豚の足がルーローとかぶったようですが、調理法が違うので、かぶったとは思いませんよ。
では、日本は新年ではありませんが、皆さんも良いお年をお迎えくださいね。
台湾の新年と一緒に、過去の不運とコロナとさよなら。
希望もワクチンもある明るい将来を迎えましょう!