ツアーは15時半に、ホテルのホールで集まって、バスを乗って出発しました。
このプランは4~20人という人数制限があるし、テーマは若干退屈な文化歴史だし、ラッキーであれば、我が家と友達の4人でVIP旅行になります(前にはこのようなVIP旅行を体験した人がいるらしい)が、実際には15人でした。
旅客はイヤホンをもらって、ガイドさんの紹介が聞けますが、音質が悪かったので、耳に入ってくるのは一体イヤホンの音かガイドさんの直接な声か判断できませんから、混乱してしまって、旦那と喋った時の声をあまりコントロールできなくて、冗談をこそこそと喋るつもりでしたが、周りから笑い声が伝えてくることがしばしばでした。
最初は中山大学のそばに隠された防空壕でした。
中山大学といえば、山と海に挟まれた評判のいい大学で、有名な高雄スポットである西子湾にありますから、大学時代によく遊びに行きました。
でも、もっとも有名なのは、たぶん台湾猿。
山にはたくさんの台湾猿がいて、友達によると寮に侵入してベッドに粗相したりお菓子を食べたりしますから、「先生、宿題が猿に破れましたから提出できません」ということもたぶんあると思います。
さて、本題に戻りましょう。
防空壕は中山大学へのトンネルのそばにあります。
このトンネルはバイクの通行禁止なので、何十回も来たけどトンネルに入ったことがありませんでした。
ガイドさんはトンネルの前に一旦止まってこのあたりのことを紹介した時には、ちょっとやばいと思いました。
つまらない授業みたいで、やばい、このツアーってこんな感じなの?って驚きました。
幸いに、防空壕に入ってから、授業感がさっぱり消えてよかったです。
寒い冬だから、防空壕に入っても熱くなかったですが、夏だったらつらいと思います。
この防空壕はここ数年に条件付きに公開される前に、詳しく知っている人が少なさそうです。
半分は日本人が作ったので、天皇様は皇太子時代にいらっしゃいました。
そして、ちょうど天皇様の誕生日だったので、そばの山を「寿山(ソー・サン)」と名付けてお祝いしました。
この防空壕は成功大学の生徒にアーティストイベンドなどのために提供しているので、壁際のような道具もたくさんありました。
でも、安全のために、入るには申請が必要です。
この防空壕をもっと知りたいなら、↓の記事の動画をご参考ください。
【西子湾トンネル】
高雄市鼓山区臨海二路哨船街