台湾では特に信号のある交差点ではたくさんでかい看板があります。そしてほとんどは新築住宅についての看板なので、本格的にマイハウスを探す前にだいたい予算を持っていると思います。
この十年間、台湾のローン条件はほとんど住宅値段の7~8割、20~30年、金利は1.5~1.9%。
つまり、1000万台湾ドルの住宅であれば、200~300万の頭金が必要で、毎月のローンは3万~4万台湾ドルです。
そして、家具、電気用品、簡単なインテリアデザインなどの予算はおよそ100万台湾ドル。
ちなみに、ほとんど北部に暮らしている在台日本人にとって想像しにくいかもしれませんが、中南部でマイハウスを買うなら、住宅レベルによって予算はおよそ800万、1000万、1200万、1500万の4つの数値です。
私は最初400万~1500万の間の物件を全て見に行って、何軒も拝見してから、ようやく800万~1000万という区間を絞りました。
新築住宅を探す→房地王搜搜
中古住宅を探す→591房屋交易
両方とも新築住宅コーナーと中古住宅コーナーを持っていますが、自分の経験によって、新築住宅情報の更新スピードが速いのは房地王、中古住宅なら591房屋交易。
そして、マイハウスを探す時に、まずは「開價」、「出價」、「底價」と「殺價」を知っておきたいですね。
價=価、つまり、価格の交渉について大事な言葉ですね。
開價(カイ・ジャー)は、売り手が最初に出す値段。
出價(ツー・ジャー)は、買い手が最初に出す値段。
底價(ディ・ジャー)は、売り手が納得できる最低値段。
殺價(サー・ジャー)は、買い手が割引をねだる行為。
自分の経験によって、接待センターの門前に立って、単刀直入に「你好,請問開價多少?(二・ハォ、チン・ウン・カイ・ジャー・ド・サウ、こんにちは、開價はいくらですか)」って聞くのはもっとも効率的です。
相手の態度から「底價」の範囲を読めますから。
例えば、予算は1000万だったら、
「こんにちは、開價はいくらですか?」
「1400(万)ですよ。」
「失礼します。」
「はい。」
あっさりと行かせるなら、底價もおよそ1400万円です。
「こんにちは、開價はいくらですか?」
「1400(万)ですよ。」
「失礼します。」
「見るだけでお金かかりませんよ。入ってみてくださいよ。」
こういう流れだったら、底價は開價の8割くらいですね。
だから、時には他のところから開價を知っていても、知らないふりして改めて「開價」を聞きます。
ちなみに、日本では「騙されたと思って試してみて」という言葉がありますよね?
台湾でも「看看不用錢(カン・カン・ブ・ヨン・チェン、見るだけでお金かかりませんよ。)」という言葉で、「損失はないから見てきて」と言いますね。