SNSを開けると、たくさんの温かいコメントを見てとても感激しました。
台湾人の方が情が深いと日本人の皆さんに言われる時にはいつも思っていましたが、私から見ても、日本人も情が深いですね。
ただし、台湾人の粘り系じゃなくて、アッサリ系の情です。
人に幸せを感じさせる言葉をあっさりと言って、颯爽と退場する大人的なカッコウよさを真似したくなりますね。
でも、楽しく返事した後、気づきました。
私、「お大事になさってください」の使い方を間違ってしまったかもしれませんね。
「お体に気を付けてください」の意味を捉えて使っていましたが、ちょっと調べると「体調を崩してしまった人に言う言葉」ですね...............
すみませんでした。
私は心からみんなの元気を望んでいます。
今、元気。将来も元気。
変な表現法を使ってしまったことを許してくださいね。
ところで、一般論ですが、台湾では風邪をすぐに治りたいなら「耳鼻咽喉科」へ行く説があります。
子供の頃、綿棒を喉や鼻に入れて薬を塗る「耳鼻咽喉科」が大嫌いでしたが、大人になってから、「耳鼻咽喉科」の方が好き。
自分の経験では、「耳鼻咽喉科」の方が薬効が強いそうで、普通の「××診所(先生の名前+クリニック)」より緩和する効果が強いです。
そして、薬効が強い方が人気です。
よく考えると、台湾人は痛みなどに苦手ですね。
台湾では出産する時にほとんど「無痛分娩」を選びます。
脊椎から麻酔を注射して陣痛を軽減するもので、普通は6000台湾ドル(およそ22000円)です。
「無痛分娩を使いますか?」
台湾では、この質問は夫への試練ですよ。
正解は「もちろんです。妻の辛さを軽減できるなら、何でもOKです。」だけです。
その時には、夫が少しでも迷うと、妻が愛されてないと悲しくなりますね。
リスクなどの事情を考えて、自分から「無痛分娩」を断る女性ももちろんいますが、断る権力は痛みを我慢している妻が持っているものです。
夫の答えは「OK」しか許せません。
それは台湾で普及している価値観ですが、でも、最近は無痛分娩が日本ではあまりしないことを初めてわかりました。
だから、気づきました。
日本人男性と台湾人女性の国際結婚では、この「無痛分娩」はケンカの理由になるかもしれませんね。