「戲院」というのは、劇場やシアターです。
塩水区にある永成戲院は昭和20年に米の工場として設立されて、日本とは深く商売関係を築きましたが、第二次世界大戦で、半分以上火に焼かれてしまいました。
その後、「永成戲院」として再建されました。
門前はプロモーション用の自転車があります。
昭和時代の日本も、こんな自転車を使っていたでしょう?
ドアを開けると、最初に目に入ったのはその時に使っていた受付。
映画が始まる前に立てて国歌を唄う時代でしたね。
この席を見ると、なんかその人たちの姿が想像できるようになりました。
ステージのそばには、日本の青森ねぶた祭の灯があります。
コロナで出国することができないこの時代に、台湾国内でこんなにきれいな和式アートを見えることがとても幸せです。
青森、本当にありがとうございます。
今の永成戲院はまた昔の映画を放映しますが、使っているのは新しい設備ですね。
昔の設備は収蔵品として展示しています。
そして、受付には台湾式のアイスクリームを売っていますよ。
3玉で20台湾ドル(およそ70円)で、安いでしょう?
酸梅梅
芋仔タロイモ
鳳梨パイナップル
花生冰ピーナッツ
満腹で買いませんでしたが、芋仔と花生がおすすめします。
戲院のチケットのようにデザインされたキーホルダーも売っています。
一つで100台湾ドル(およそ360円)。
永成戲院が小さいですが、椅子に座ってゆっくり旧時代の雰囲気を満喫できますから、時間をかかってそこで休憩したいですね。
ちなみに、永成戲院のすぐそばには、食事する施設である「塩水観光美食城」があります。
屋台雰囲気でたくさんB級グルメを食べられますよ。
【永成戲院】
台南市塩水区過港路21号
営業時間:9時半~17時半
定休日:月、火
入場料:なし