この前は麻豆の代天府を紹介しましたが、そして、先週の平日に北門の南鯤鯓代天府へ行きました。
紹介した通り、代天府というのは、王爺を祀る廟です。
そして、南鯤鯓代天府は台湾でもっとも規模が大きい代天府で、「王爺總廟」です。つまり、王爺たちの本陣でしょう?
着いたら、最初に目に映るのはこの景色で、普通な廟と変わってない感じです。
でも、周りを見ると、もっとも規模が大きい代天府の威厳を感じられますね。
正殿の歴史感が半端ではありません。
今日も前回のように、まずは正殿の神様たちに挨拶してから写真を撮り始めました。
正殿の中にはたくさんの信徒が真剣に行事など行っていますから、写真の撮りを遠慮して、威風堂々の門神さまだけ撮りました。
正殿から出て、道しるべに従って後へ行くと、なんと、もう一つの廟が登場しました!それに、ここも正殿っぽい。
入ってみると、金色の四大天王が登場!
芸術品のような美しさに目を奪われました。
ここは半露天でしたね。柱まで立派でした。
相変わらず敬虔に祈っている信徒がいましたから、内部の写真の撮るのを遠慮しました。
そして、一番奥にはまた正殿っぽい廟がもう一つありました。
ここは凌霄宝殿で、もっとも高い場所にあったので、もっとも偉い神様を祀ってる感じでした。でも、工事中みたいでしたから、入りませんでした。
帰宅してからネットで調べると、ようやくわかりました。
凌霄宝殿は、天皇の朝堂のようなところで、玉皇大帝(天公)が群臣と会見する場所です。
王爺たちも玉皇大帝の臣下で、玉皇大帝が王爺たちの本陣に鎮座するのも当然ですよね。
【南鯤鯓代天府】
台南市北門区蚵寮里976号
拝観時間:6時~21時
拝観料なし