今日は紹介したいのは、去年発見した大好物の鴨香飯(ヤ・シャン・ファン)です。
鴨香飯というのは、ほぐし鴨肉を「魯肉飯」のようにつくった料理です。
燻製した鴨肉は煙の匂いがして、食感は柔らかいです。
上にのった油蔥酥(ヨー・ツォン・ス)はさくさくて、柔らかくてしっとりする鴨肉と絶好のバランスを取っています。
ちなみに、味は違いますが、台湾料理の油蔥酥日本料理のかつおぶしだと思いますね。
右上は醤油で煮た干しタケノコ。
台湾では「××飯」という料理がおかずがありませんが、よく煮た干しタケノコがつきますね。
右下は魯貢丸(ル・ゴン・ワン)です。
貢丸というのは硬めの豚肉団子で、魯は醤油で煮る調理法ですから、魯貢丸も醤油で煮た料理ですね。
ご飯、肉、醤油で煮た干しタケノコ、魯貢丸と写真にない魯蛋(醤油で煮たゆで玉子)で組み合わせた料理はもっとも伝統な台湾の味だと思います。
台南では鴨香飯を売っているレストランは古根食堂、古根手作、古根鴨香飯 新営食堂、古家手作などありますが、自分は一番好きなのは台南市北区開元路339-1号にある古根食堂鴨香飯です。
古シーリズのレストランの間にはどんな関係をもっているか知りませんが、味と料理の組み合わせた方は違いますね。
他の店の鴨香飯も試しましたが、やっぱりこちら。
注文方法は店に入って、食器、調味料などと一緒に置いたメニューとペンをとって席を選んで、
メニューに記号を付けて、
門前の受付に店員に渡してお会計したら、席に戻って料理を待つスタイルです。
注文したら、メニューを置いたところでの食器、調味料、無料の紅茶を取るのを忘れないでくださいね。
ちなみに、赤い〇は辣菜脯(干した大根の漬物)で、青い〇はチリソースで、両方とも辛さが半端じゃないですから、たくさん取りましたが食べきれない人がよくいるそうです。
無駄にしないように、最初は1円玉くらいの量を試した方がおすすめ。
今日頼んだのは鴨香飯45台湾ドル(およそ160円)+魯貢丸10台湾ドル(およそ36円)
旦那の鴨香弁当75台湾ドル(およそ270円)+魯貢丸10台湾ドル
鴨血糕湯40台湾ドル(およそ145円)。その黒い物は米血糕で、普段鍋や夜市で食べたのは豚の血で作ったんですから、食感は硬め。
鴨血糕湯は鴨の血で作ったんですから、柔らかったです。
ちなみに、ここのスープは全部おかわり無料(具材なし)です。
そして、台湾式の揚げ出し豆腐40台湾ドル。
臭豆腐と同じ揚げ方ですが、臭くないです。
この店は台南駅から徒歩すると25分かかりますが、成功大学と近いですから、成功大学散策と合わせて手配するといいと思います。
【古根食堂鴨香飯】
台南市北区開元路339-1号
営業時間:月~金の10時半~14時、16時半~20時半。日曜日の10時半~14時半、16時半~20時半。