今夜行ったのは、赤崁樓(ツ・カン・ロ)の近くにある齊隊長涮涮鍋(チ・ヅェ・ヅァン・スァン・スァン・グォ)です。
去年のある日、バイクで通った時に、レトロの内装に惹かれたので、今度はここに食事しようと決めましたが、新型コロナで、半年以上に台南の中心部へ行きませんでした。
今日はようやく行きました。
ほかの人と距離を置きたいですから、壁際の席を選ぶつもりでした。
でも、店の人が手配してくれたカウンター席が他の人と間隔がありましたから、カウンター席に座りました。
メニューを見てるうちに、店の人は何も聞かずに、野菜、飲み物、卵を送ってきました。
それは、「共鍋はだめ」の意味でしょう?
台湾で鍋を食べるには、まず「共鍋(ゴン・グォ)」か「個人鍋(ゲ・ルン・グォ)」か決める必要があります。
個人鍋=小火鍋(シャオ・フォ・グォ)=一人前の鍋
共鍋=「みんなで一緒に大きい鍋を食べること」や「2~3人が個人鍋を一つ頼んで、また野菜や肉などの具材を頼むこと」
個人鍋を共鍋で食べるには、普通はルールがあります。
例えば、2人目以上は一人で100台湾ドル追加、あるいは、100台湾ドル以上の具材を注文しないとなど。
でも、うちはあまり共鍋しませんね。
今日、頼んだのは齊隊長豚肉鍋219台湾ドル(およそ790円)。
具材を入れると、こんな感じです。
調味料の選択肢は3種類あります。
私は沙茶醤(サ・チャ・ジャン)を選んで、
旦那は日式醤(ル・ス・ジャン)を選びました。日式=和風で、送ってきたのはレモンとかつお醤油。
日本でしゃぶしゃぶを食べたことがありませんから、本当の和風かどうかわかりませんね。
食べ始めたばかりに、送ってきたデザートの緑豆湯(緑豆のスープ)。
台湾では、急いでデザートを送るのは、「早く食べて、早く出て」って言われるような感じですから、正直、不機嫌でした。
でも、店の人は最初から無愛想でしたから、なんとなく覚悟ができました。
さらに、店の人は存在感が薄かったですから、不機嫌になってもすぐに忘れました。
じゃぁ、ここをおすすめしますか?
まぁ、
レトロな雰囲気が好きな人
台湾の個人鍋を食べてみたいですが、衛生面はちょっと心配な人
静かで穏やかなレストランで食事したい人
台南の最初のしゃぶしゃぶを食べてみたい人
夜9時以降にしゃぶしゃぶを食べたい人
なら、おすすめ。
自分は、その雰囲気をエンジョイしましたが、一度で満足でした。また行きたい気分がまだありませんね。
【齊隊長涮涮鍋】
台南市中西区忠義路2段142号
営業時間:11時~23時