先週の週末は嘉義へ行きました。
目的地が特にありませんでしたから、阿里山へ行った途中、いくつかのスポットを見かけましたから、ドライブのついでにそっちへ行ってみようと決めました。
そうしたら、客家文化会館を見つかりました。
台湾人は外省人(第二次世界大戦に中国から来た人)、本省人(もっと早い時代に中国から来た人)、原住民(最初の台湾人)から構成したんです。
その中に、本省人はまた閩南人と客家人。
閩南人の方言は今知られている台湾語ですが、客家人の方言は広東語っぽいです。
客家人を言えば、ケチ。
私は閩南人ですが、子どもの頃から、友達にケチってよく言われていました。
「パパとママが頑張って儲けたお金を大事にするのはどこか悪い?また使えるものはなぜ捨てる?」っていつも胸張って返事していましたが、自分は周りの子供たちと異なったとうすうす感じていました。
そして、3年前のある日、「あれ?知らなかったの?客家人だよ!あなたのママは客家人で、パパは閩南人だから、あなたは半分の客家人だよ。」って伯母ちゃんが教えてくれました。
ちなみに、母も自分が客家人だと知りませんでした。
あらあら~なるほど!お金を大事にするのはDNAのせいですね。
客家人だもん
前置きが長くなってすみません。
とにかく、今日は紹介したいのは、客家文化会館です。
客家文化会館はイベントがないなら、誰でも来ない小さなスポットです。でも、無料ですから、散策としていこうと思いました。
管理人はドアのそばにスマートフォンをいじって、なんか入ってはいけない雰囲気がしましたが、入るのを止められませんでした。
むしろ、こっちのことを全然気にしていませんでした。だから、日本人のみなさんも、勇気を出して入りましょう!
管理人の代わりに、ヤギ親子は笑顔で迎えてくれました。
舞獅(ウ・ス)さんもいましたね。
奥を見ると、誰もいません。
ちょっと寂しかったですが、新型コロナの時期には、誰もいないスポットが最高です。
新婦を乗せる飾りつけた輿があるし、赤い箱もあるし、新婚雰囲気がいっぱいでした。
次のエリアは、農業用品を展示していますが、今でも使っているものがたくさんありますから、都市育ちの人にとって面白いですが、田舎育ちの人が見たら、展示する意味がわからないでしょう?
最後のエリアは昔の住宅の展示。
昔と言っても、戸棚、イス、デスクなど現代の田舎住宅がまた使っているものが結構あります。
客家人だけではなく、閩南人の伝統住宅もこういう感じだと思いますから、田舎のお婆ちゃんの家へ行ったような感じです。
だから、台湾人はここに興味がないのも当たり前ですよね。
【嘉義 客家文化会館】
嘉義県中埔郷金蘭村頂山門29号
営業時間:8時半~11時半、13時半~16時