今の台湾はマスク、アルコールと社会的距離の三点を守れば、外出してもかまわない雰囲気ですから、今日は人の少ない田舎の塩酥鶏店でお持ち帰りしました。
まぁ、塩酥鶏って、普段でもお持ち帰りですね。
うちはいつも鶏排(骨付きのチッキンステーキ)、インゲン、鶏の皮、甜不辣(発音は天婦羅と似ていますが、練り物のひとつ)、銀絲卷(中身が黄色のまんじゅう)、イカ、塩酥鶏(唐揚げのようなもの)を注文します。
これで170台湾ドル(およそ620円)です。
二人前として多くないですが、飽きない程度です。お腹が特にすいた時には、おかずとしてご飯と一緒に食べますが、そうする人が少ないみたいですね。
もうちょっと頑張れば、新型コロナがきっと収束ると思いますから、今日は予習として、塩酥鶏の買い方を紹介しましょう。
塩酥鶏の店はスタイルによって3種類あります。
伝統的な屋台
醤油で漬けた鶏肉を使って、味が濃い。
香辛料として、揚げたニンニク、台湾バジルや玉ねぎを入れます。
自分で食材を挟んで注文します。
チェーンの店
自分の感じでは、醤油の味が薄いと思います。
揚げたニンニク、台湾バジルや玉ねぎをあまり入れません。
伝統の味より、日本人の舌に合うかもしれません。
メニューを書いて注文します。
チェーンの屋台
味はブランドによって、も
もあります。
注文方法は。
私だったら、です。私にとって、台湾バジルがないなら、塩酥鶏とは言えません
中国語をわからない日本人なら、と
をおすすめ。目の前の食材を自分の目で選ぶことが可能ですから、中国語がわからなくても大丈夫でしょう。
でも、値段は心配ですね。
塩酥鶏の屋台は、ほぼ、メニューを看板や側面に貼るんです。
初めての屋台だったら、さっと値段を見て、合理的な価格だと判断したら、メニューを見ずに食材を挟むのは台湾人スタイル。決済する金額も正しいかどうか確認しません。
しかし、台湾でも海外観光客をいじめる悪いやつがいますから、中国語をわからなくても、わかってるふりしてメニューをじっと見たほうがいいですね。
中部と南部は鶏排が40~60台湾ドル、塩酥鶏などが30台湾ドル(小)/50台湾ドル(大)、他は10~20台湾ドルであれば、合理です。北部なら、もっと高いそうですね。東部なら、行ったことがありませんから、わかりません。
ここは、見た目で判断しにくい食材を紹介しますね。
切った甜不辣、塩酥鶏、さつまいも、きのこなどバラバラな食材は、一つ挟んで、店の人に「小份(シャオ‧フン)」や「大份(ダー‧フン)」を指定するんです。
中国語のわからない人なら、二つのカゴ(写真の青いもの)を取って、一つは銀絲卷、ソーセージ、大腸、野菜など食べたい量を自分で挟んで決める食材をいれ。もうひとつは、切った甜不辣、塩酥鶏など入れて、店の人に出すときに「小份」を言ったら、簡単ですね。
そして、出来上がった時に、店員は「要不要辣(ヤォ・ブ・ヤォ・ラー。唐辛子粉を使う?)」と「要不要切(ヤォ・ブ・ヤォ・チェ。鶏排などを小さく切る?)」を聞きますね。
OKなら、「要 (ヤォ)」。NOなら、「不要(ブ・ヤォ)」。
もちろん、直接にOKやNOを言っても大丈夫だと思います。
ほぼの屋台は、パッケージしてる時に、合計金額を教えてくれます。塩酥鶏は食べ歩きの名物ですから、決済したら、さっそく食べましょう!
では、日本人の皆さんも、早く自由で安心な日常に戻れるように、祈ります。