【台湾の新型コロナ対策】一人ひとりの意識 | 台南在住日記とか

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 今日の台湾も、新規感染者ゼロです。

 

 台湾は一人ひとりの意識が高いですから、新型コロナを防止できるって、この前はよく言われましたが、その「一人ひとりの意識」はいつからなの?って考え始めました。うーん

 

 PTTという掲示板の記事を見ると、なんか、最初からすごく意識していたそうですね。

 

 毎日、向こうの動きを注目していました。ちょっと調べたら、その時にマスコミもあまり報道してないみたいです。

 

 じゃぁ、なんでだろう?

 

 キーワードは「SARS」だと思います。

 

 SARSは17年前のことです。14歳の時。詳しく覚えていませんが、毎朝、新聞からまた誰かSARSで死ぬ記事、そして、あの人のストーリーを読んでいました。ゲホゲホ

 

 悲しかったですよ。その気分は、今でもはっきり覚えています。

 

 そして、新型コロナの初期から、たくさんのお医者さんが自分のページでSARSの頃の事件を話しました

 

 「尊敬した先輩(後輩)が、SARSで亡くなった。」「毎日絶望だった。」「病院が封鎖された期間、内部の医療関係者は自分が感染されても、たくさんの感染者を世話していた。」「自分が世界に捨てられた気分になって、メンタル的に崩壊した。

 

 「SARSの時、台湾は情報が欲しいけど、WHOさぇも助けてくれなかった。アメリカのCDCのおかげで、命を拾った。

 

 だから、誰もみんな、自分で自分を守らないと、本当に死ぬという恐怖感を持っているかもしれませんね。