旦那が愛したお酒「竹葉青酒」 | 台南在住日記とか

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 実家の母は新年のあいさつとして、毎年、伯父さんやおばさんたちにお酒を送って、そして、年越しのパーティーで一緒に飲むことにしています。

 

 とても賑やかなパーティでした。全員、簿記や会計の知識を持っている親族たちは冗談も交わしてるうちに、税金や投資など数字にかかわる話に突入する場面がとくに好きでした。

 

 なんか、自分の居場所だって感じが好きですから(笑)

 

 パーティでもお金や数字のことをやる気満々でしゃべるのは、ここしかないと思いますね。(社長たちやビジネスマンのパーティは論外)

 

 結婚した後、親族が集まっている時間にはだいたい旦那の実家にいかないと。旦那の家族とは仲良くしていますが、数字のことをあまり話すと空気がまずくなりそうですから我慢します。でも、お金好きの仲間がいないのはちょっと寂しいけど(笑)

 

 その寂しさを察知してくれたかもしてませんが、旦那がだんだん日常に私の実家の要素を導入してくれました。

 

 この竹葉青酒がその一つです。

 

 「伯父さんは伯母さんに酒を飲むことを禁止されたから、お母さんはいつもこれをプレゼントとして送る。そして、パーティで兄弟で一緒に飲めば、伯母さんも文句を言わない。」

 

 スーパーで竹葉青酒を見てて、懐かしいことを旦那に教えたとたんに、旦那は購入すると即断しました。

 

 あの人はね、たぶん複雑に考えてません。ただ、「懐かしいなら買おう」と思うだけですが、ちょっと感動しましたね。

 

 でも、きっかけが私ですが、毎日竹葉青酒を少し飲む習慣になったのは私と関係ないです。だって、私は梅酒や紅茶サワーなど飲んだらホカホカですが、酔わない甘い酒しか飲みません。

 

 気が付いたら、十本目を買いました。なんで好き?と聞いたら、まろやかな喉ごしが好きだそうです。

 

 高粱(コーリャン)酒のベースで色が透明だと思いますが、意外に黄色でした。それは竹の葉の色だそうですが、何でグリーンじゃないですか?まぁ、お茶でも黄色ですよね。

 

 500㎖35度のアルコール度数で250台湾ドル(およそ900円)ぐらい。高くないと思いますね。古典スタイルの瓶がけっこう好きですが、猫を飼っていますからリビングを飾ることができません。残念です。

 

 でも、海外観光客にとっていいお土産だと思います。地方のスーパーやチェーンのスーパーでも購入できますから、日本の酒好きにおすすめ★★★