【台湾】マスク実名制2.0(ネット配給) | 台南在住日記とか

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 台湾ってさぁ、身分を証明するカードが多すぎて、正直面倒くさいと思います。

 

 身分証明証、健康保険カード、自然人証明証、バイクの免許、車の免許など、出かけると持って行ったほうがいいカードで財布がいっぱいです。

 

 だから、年寄りにとって、カードの使うタイミングが把握しにくいです。健康保険カードが必要な実名制が始まったばかりの時に、身分証明証でマスクを買いたがるけど買えませんから怒った年寄りがとても多かったです。

 

 そのために、政府が頑張って「健康保険カードを使ってね」と宣伝した後、年寄りもだんだんこの制度を理解して使えることになりました。

 

 おめでたいことですが、新しい問題が出ました。それは、年寄りの買いすぎです。

 

 出かける予定がなかった年寄りも、わざと一つのマスクを消費して、二つのマスクを買いに出かけてしまいました(汗)

 

 だから、退勤したらマスクが全部品切れになったと不満の声があがりました。

 

 その会社員や学生たちのために、ネット配給機能を増設した実名制2.0が、誕生しました。7台湾ドル(およそ25円)の手数料が必要だけど、ネットショッピングに慣れた若い世代がけっこう納得できます。

 

 オードリー・タンによると、実名制2.0がまだ完璧ではありませんが、改善を図れて頑張り続けて、毎週の木曜日にアップデートする予定があります。

 

 自宅で仕事している私は、昼間にスーパーへ行くときに、薬剤局に寄って購入できますから、このネット配給の機能を使いませんが、実名制2.0の登場で政府は本当に国民の声が聞こえるなぁと実感しました。