【嘉義】甕缸鶏専門レストラン「竹香園」 | 台南在住日記とか

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写真:竹香園のFACEBOOKから借りました

 

 理由がわかりませんが、台湾では山に近い観光スポットなら、必ず「甕缸鶏(オン・ガン・ジ)」の専門レストランがたくさんあります。

 

 「甕缸」の意味は日本語の漢字にもある「甕」、「缸」と同じで「容器」という意味です。「甕缸鶏」というのは「大きいな容器(特別なオーブン、昔がとても大きい陶器のようですが、今は金属製)で焼く丸鶏」です。

 

 「桶仔鶏」、「甕仔鶏」も同じ料理の言い換えです。

 

 そして、今回の阿里山の旅も、甕缸鶏を食べました。

 

 阿里山公路に沿って山を降りると、すぐにたくさんの甕缸鶏専門レストランが目に入ります。「竹香園(ズ・シャン・ユェン)」の本店が台南にあるし、私にとって一番有名だし、ここを選びました。

 駐車場を持っている竹香園がとても広て、百人くらい収容可能だと思います。

 内装もイスも竹で阿里山の風情を醸し出しました。すべて十人が利用できる丸いデスクですが、二人でも四人でも構いませんから、興味があると気軽に入ってもいいですよ。

 丸鶏しか売らない店もありますが、竹香園半鶏380台湾ドル(およそ1300円)で提供しますから、食べきれない心配が必要ありません。

 

 台南で食べた「能量甕缸鶏」が丸鶏を「そのままで提供する」と「捌いておく」の二つの選択肢がありますが、今回は半鶏を頼んだので「捌いた鶏肉」で出しましたが、もし丸鶏を注文すると、「そのままで提供する」の選択肢もあるかもしれません。

 

 店が捌いてくれると便利だけど、自分で使い捨て手袋をはいて捌くのが面白いですから、試してもいいと思いますよ。

 

 甕缸鶏がでかいオーブンで焼きましたから、薄い皮がカリカリで、肉が柔らかくてしっとりで、美味しくてたまりません♡♡♡

 

 そして、写真の奥にある液体が鶏をオーブンに吊って焼いた時に出た油で、ご飯に入れて食べてもいい、調味料としてつけてもいいです。

 竹香園の甕缸鶏を頼んだら、半鶏でも丸鶏でも無料でスープを提供します。客家酸菜(中華料理の酸菜白肉の酸菜と違います)タケノコで、鶏の油の濃厚な味わいを調和していますから、香しくて爽やかな味でした。

 竹香園の鶏が大きくありませんから、半鶏なら2~3人、丸鶏なら4~6人ですから、今回は紫蘇梅子鶏半鶏380台湾ドルも頼みました。

 

 見た目だけでもわかるように、味わいが甕缸鶏より濃いです。予想通りに酸っぱいですが、甘くない。個人的には甕缸鶏の方が好き。

 

 台湾ではこのような単品メニューなら、1~2品の肉料理、1品のスープ、2~3種類の野菜料理を注文するのが一般ですから、他にも3品の料理を頼みました。

 薑絲炒水蓮(ジャン・ス・チャオ・スェ・リェン)120台湾ドル(およそ470円)

 

 水蓮は蓮ではなく、タイワンガガブタという水草で、わずかの粘りのあるシャリシャリな食感を持っています。でも、自分で炒めれば、粘りがシャリシャリより強くなるけどね......

 

 蒜炒山茼蒿(スァン・チャオ・サン・トン・ハウ)120台湾ドルニンニクカツオと一緒に炒めたシュンギクで、日本人も安心に食べる味わいだと思いますね。

 

 もうちょっと冒険したいなら、蒜炒龍鬚菜(スァン・チャオ・ロン・シュ・ツァイ)をおすすめ。私の大好物ですが、友達が山茼蒿のほうが食べたがりましたから、諦めてしまいました(笑)

 鉄板焼豆腐(テ・バン・シャオ・ドォ・フ)180台湾ドル(およそ650円)

 

 黒胡椒の効いた料理です。台湾では料理の名称に「鉄板」という言葉があれば、大体黒胡椒玉ねぎを使っていますね。

 

 以上の値段が全部税金含めましたが、10%のサービス料が別途です。気を付けてね。

 

竹香園嘉義店

嘉義市嘉義県中埔郷頂中下街81-5号

+8865 230 7555