ふと | ロマンティックエロティックグロリアス

ふと


音楽がとまった。


姫神様と碧様は、うつむいていらっしゃる。

それを見守る三宮様がた。


すぅっと


おふたりが沈むように跪きになった。


腕を、胸の所で抱きしめるようにクロスさせて、なにか祈るような。


眩しい光が


姫神様の胸元から迸る。抱きしめても漏れ出でる閃光。


それの行く手を辿るように差し出され、伸ばされた右腕。


その掌に・・・


光が集まってくる――吸い込まれるように渦を巻くように――そして結晶してゆく。


その光はやがて小さなグリーンの粒となって、姫神様の掌の上に浮いていた。


――グリーンダイアモンド。