守護の里は、翆さまの家もそうだったけれど、水のあるところ、川や池や、そういった所に出て、守り石を埋めた。
最後の石を埋めて、紅が眠りから覚めると、豹様がまた私たちを移動させた。
――出たところは、海の中・・・
『架月城・・・』
あの日、紅と結んだ海の中の白い宮殿――
どうしてこんなに、遠い日のことに思えるんだろう。
豹様がおっしゃった。
『ここで残りの守り石2つを用意するが良い。そしてそれを渡し、それぞれの守る天域に帰り埋めるが良い。姉妹で良かったな』
旅の終わり。
それがこの癒しの城であったことを私たちは喜んだ。