131 | ロマンティックエロティックグロリアス

天域は三宮の見ている夢なのかもしれない。


継承の日そうであったように、明くる朝目が覚めた私たちは、緑に囲まれていた。

高いところに上って見ると、それはまだ若い森だった。
でも、どこまでも続く森だった。


日を追うごとにそれは成長し、緑の濃さを増し、広がり、生き物を宿し、せせらぎを生み、濃密な空気を取り戻していく。

私の目では追えないほどの遠く、遥か地平線の向こうまで続く森に、どんな世界が隠されているのか・・・


紅は始めこそ朝まで眠り続けたが、次の日からは普通に生活している。

紅が起きている時に森は成長を止めている・・・夜が、夢が森を育てる。

森と紅は、目には見えない深いところでつながっている。


分かちがたく。